【感想・ネタバレ】太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密のレビュー

あらすじ

著者のSNSに情報が寄せられた。〈朝日新聞では、一九七〇年代コンゴでの日本企業の鉱山開発に伴い一〇〇〇人以上の日本人男性が現地に赴任し、そこで生まれた日本人の子どもを、日本人医師と看護師が毒殺したことを報道したことはありますか?〉――1970~80年代、資源を求めた日本がアフリカ大陸に残したものは、巨大な開発計画の失敗とさび付いた採掘工場群。そして、コンゴ人女性との間に生まれた子どもたちだった。経済成長期の闇に迫る、衝撃のルポルタージュ。文庫化にあたり、“その後”を描いた「文庫版あとがき まつろわぬ人」を加筆。第22回新潮ドキュメント賞、第10回山本美香記念国際ジャーナリスト賞W受賞。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なんという執念だろう。記者という仕事の前に人としての誠意や正直さ、正義感、そして愛情が文章に表れていた。
自分もいつか誰かに"まつろわぬ人"と呼ばれるようになりたいと思った。

コンゴに残された"日本人"の子供たちが幸せでありますように。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私たちが普通に生きて、小さなことで悩んだりしている間に、世界では親に会えず孤独を感じている人もたくさんいるんだよなと改めて感じた。比較するのもおかしいけど、自分がどれだけ自由で、どれだけ多くのものを与えられて生きているかを痛感した。だけど最後に「お父さんの日本の家族もみんな家族」のような、アフリカの明るい価値観に読んでる私が救われてしまった…素晴らしい本でした。

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2025年07月22日

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