【感想・ネタバレ】一千億のif 仮想歴史研究ファイルのレビュー

あらすじ

歴史を変える研究室へようこそ。
戦地から帰った曾祖父の「遺品」
消えた軍艦「畝傍」
地下室に眠る「亡霊」
「禁断ノ島」の謎
“異端”の歴史学ゼミが埋もれた過去に光を照らし、「もしも」の視点で史実を導く、冒険エンタメ!

就活に有利と騙され、「有賀研」に入った南武大学三年の坂堂雄基。メンバーは、とぼけた准教授と手厳しい院生の小春だけ。しかも歴史のif(もし信長が本能寺で討たれなかったら?など)を研究する胡散臭いゼミだった。
雄基は仕方なく曾祖父の海軍時代を調査する。だが、まさか「戦地から持ち帰った品」の存在が、坂堂家の根幹そして歴史をも覆すことになるとは……歴史冒険ミステリ。

※本書は、2022年9月刊行の単行本『一千億のif』を改題し、2025年9月祥伝社文庫より刊行された作品を電子書籍化したものです

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Posted by ブクログ

良い意味で思ってたストーリーと違った!
序盤は歴史のifを読み解く学生の研究室の話で、それはそれで面白い話だなと読み進めてた。
合間合間に、物語に直結する「こうあったであろう」ストーリーがあってそれもまた面白かった。(もしかしたらこれはifではなく事実だったのかも?)
途中話が壮大になったけど平気か?!と思ったけどしっかりまとまって終わった。
久しぶりに当たりだな!と思った本に出会えました◎

0
2025年11月08日

Posted by ブクログ

人類学を味付けに第二次大戦中の曽祖父たちが何をしてたのかを辿るミステリ。思ったよりifの中身が語られる事は少なかったが人類学について興味は出た。連作のようになってるのも読みやすかった。

0
2025年11月06日

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