【感想・ネタバレ】ハズレ王女ですが、今世は大公殿下に愛されています【分冊版】 3のレビュー

つづみ / sika

廃妃の娘・サフィール王女は、国王の命により、
敵国の皇太子・フィリックスと婚約することに。
偽りの婚約だと知りつつも従うサフィール。
実は彼女にとってこれは二度目の人生だった。
前世では、恨みを持つフィリックスに徹底的に虐げられ、
ようやく死をもって、その地獄から逃れたはずなのに…。
前世の経験を活かし、同じ結末にならないように行動するサフィール。
そのせいか、フィリックスの異母弟・レアンダー大公に気にかけられ、
前世でも生き地獄から解放してくれたレアンダーに
「ここから逃げたい」と本音を打ち明けてしまう――。
助けを求めるのなら、大公殿下しかいない…?! 分冊版第3弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。

[匿名 · ★★★★★]

サフィール王女が敵国の帝国に向かう流れは過去と同じ。これから起きる事が分かっていると思うので、どう回避して、死に戻り後の人生を生き抜いていくか？
帝国の皇太子に一族として恨みを持たれ殺された王女だけど、個人的にはここのルートになったらもっと面白くなりそうと思ったり。恨みを持つ同士がって流れも見たかったなと。タイトル通り、安パイの大公王道ルートですよね

[happymomoko · ★★★☆☆]

レアンダー大公

今回はサフィールとその母が没落した原因とレアンダー大公の人となりが語られます。前世ではレアンダーに殺されたサフィールでしたが、今回はレアンダーの手を借りて、没落した母たちを救おうと考えました。ヴァロリア帝国の帝都バンネーシャでレアンダーに出会った彼女は愛想をふりまきますが、相手にされませんでした。彼女の願いを叶えるのはまだまだ前途多難のようです。