【感想・ネタバレ】荒野は群青に染まりて 相剋編のレビュー

あらすじ

戦時中、朝鮮半島に育った阪上群青と、かつて満鉄調査部に在籍していた男・赤城壮一郎。引揚船の上で運命的な出会いを果たした二人は、瓦礫と化した東京で「ありあけ石鹸」を創業。群青は、自分の理想の石鹸作りを実現しようと意欲を燃やす。だが、昭和三十四年。九年前に大学へ進学したはずの群青は、消息不明になっていた。ありあけ石鹸は倒産の危機から身売りし、社長だった赤城はただの社員に。親会社となった大手油脂会社からやってきた経営陣と、旧ありあけ石鹸時代からの社員たちによって社内に分断と反目の空気が漂う。そんななか、思いもよらぬ肩書きを背負った群青が、突如ありあけ石鹸に姿を現す――。

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Posted by ブクログ

前作読んだ時から次も読むと決めていたので、裏表紙のさわりの解説すら見ずに読み始めたので、最初はかなり驚いた。
目頭が熱くなったり…とかは一切無いけれど、どんどん盛り上がっていく展開が楽しめた。

今回1番格好良かったのはリョウじゃないかな。

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2025年09月26日

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