【感想・ネタバレ】こわいやさん 2のレビュー

あらすじ

オバケを見えなくするため目薬を点した三重さん。正体不明の空き瓶の味を再現したい許斐さん。病院で広まる黒い影の噂に逆らってみた城井さん。いろんな恐怖の物語を心ゆくまでご堪能ください――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この(2)も良い塩梅の「ぞわぞわ」でいっぱいだった。自分がビビリだ、と露見するのはこっ恥ずかしいにしろ、ホラーすぎる作品が苦手な私としては、これくらいが、ちょうど良い。
ベクトルっつーか、ジャンルが若干、違うにしろ、田口翔太郎先生の『裏バイト:逃亡禁止』のヤバさに耐えられる漫画読みなら、この『こわいやさん』のおぞましい展開にもグッと堪えられるはずだ。
うさぎさんやカエルくんたちを中心にした、ほのぼのとしているかと思いきや、意外に毒を含んだパートと、商品の中から語(騙)られる怖い話が絶妙なバランスを保っており、(1)よりも読みやすさを感じたのは私だけじゃないだろう。
米倉さんの出番が、この(2)で多くなった事も嬉しいが、(1)で退場したと思っていた、いや、正確に言えば、この(2)であっち側に行くはずだった坂上が、違う方向の「あっち側」の住人になった展開には、マジで身の毛がよだった。
どの話も怖かったが、個人的に推したいのは、第14話「特定廃住宅区域再整備計画」だ。あくつ議員のように、現実を現実として受け入れた上で、柔軟に発想し、逆転の一手を思いつき、即座に実行できる大人は尊敬できるのが、この話を推す理由だ。次点は、毒親とトロッコ問題の怖さを痛感する『あぶないからやめなさい』だ。子を想う親の愛は尊いが、ブレーキが無ければ、逆に子を害してしまうか・・・

この台詞を引用に選んだのは、めっちゃ同意できるものだったから。
決して、私は、チヤホヤされたくて、小説家を目指している訳じゃない。
自分が「面白い」と心から思えるモノを自分で書いて、それを他の人間にも読んで貰いたいだけだ。
しかし、まぁ、賞賛が一切、欲しくない訳じゃない。
時間を忘れるほど読みふけっちゃいました、くらいは言われたい。
一方で、作品の感想が全肯定の褒め言葉だけだと、嬉しいよりも先に、不安の方が勝ってしまう性質なのだ、私は。
もっとも、今のとこ、感想を書いて貰えないので、不安に苛まれずに済んでいるが。
「おかしい。私の喜ぶ事ばかり、的確に言いすぎだ・・・!これは何回目・・・・・・?おそらく、勧誘が失敗するたびに・・・私の記憶を、あの薬で消して・・・何度も勧誘してるな?私の承認欲求を・・・的確に満たしすぎている・・・私の自己肯定感の低さをなめるなよ。自分を平然と褒める人間が怖くて、仕方がないんだ!」(by米倉さん)

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2026年06月07日

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