あらすじ
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】ここは『どうぶつ村』。かわいらしい『どうぶつ』たちが様々なお店を開いています。うさぎさんが出すお店は『こわい』を売る『こわいやさん』。ここで売られているこわい箱を開いて、いろんな恐怖の物語を心ゆくまでご堪能ください――。
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Posted by ブクログ
今年、出版されたホラー・オカルト系漫画でベスト10を決めるとなったら、確実に、入りそうだな、と思った、読んでみて。
私にとって、良い食漫画は読んでいてお腹が空いて来るモノ、良いバトル漫画は血沸き肉躍ると感じられるモノ、良いエロ漫画は心のチ〇コが元気になってくれるモノ。では、良いホラー漫画には、どんな条件になるのか・・・朝もしくは昼に読んで、「これを夜、読まなくて良かった」と心から思えるモノだ。
人間独自の悪意から生まれる怖さや、単純な人外の怖さなどをテーマにした作品からは、ちょっとズレている、王道(?)ではないけど、それゆえに、読み手に嫌な気分にさせる怖さに満ちていた。
あえて言うなら、ヘタうま系の絵が、独特のおぞましさを、より強烈にさせている印象を覚えたので、このギャップを使えているカメントツ先生は、ただもんじゃあるめぇ。
どの話も「こわい」だったが、個人的な感性で、他の漫画読みに、半ば強引にでも読ませたくなったのは、第10話。こういう、「まさか、こう来るか」って展開は、地味に心臓に悪いが、これはこれで嫌いじゃないのだ、漫画読みってのは。
この台詞を引用に選んだのは、勉強になるなぁ、と感じたので。
やはり、日常の中で得られた知識ってのは、ここぞってトコやタイミングで使ってこそ、ですね。
他の漫画読みの感想を読んで、「なるほど、こういう解釈もあるんだな」と知見が広がるのも楽しいもんです。
なので、皆さんも、これまで私が書いてきた漫画の感想を全て読んでくれてもいいですし、気になった作品の感想をちょっとだけ読んでくれてもいいですし、一切、読まなくても良しです。どうか、ご自身でお決めになってください。
「いかがだったでしょうか・・・」
「働くのがこわくなったよ・・・」
「まぁまぁ・・・そう言わず、うちで雇われるもよし・・・ちょっと働いてみるもよし・・・働かないのもよし。ご自身で考えて、決めていただければ・・・」
「うん・・・まぁ・・・そうするよ・・・」(byうさぎさん、かえるくん)