あらすじ
「僕の運命の花嫁はいったいどこにいるのだ…?」幼い時に両親を亡くしてから、弟に代わって領主の役目をこなしてきた伯爵令嬢・セラフィーナ。ある日の舞踏会で公爵・メイナードの窮地を救ったことをきっかけに、二人は契約結婚することに。しかし、メイナードは「僕には愛する人がいる」と言い出して……?リアリストな伯爵令嬢×美貌の訳アリ公爵様の溺愛ラブロマンス、待望のコミカライズ。描き下ろしRシーンありの番外編は、初夜を迎えた二人の様子を収録! (C)武桐千/一迅社 (C)春日部こみと/炎かりよ/クルックブックス
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Posted by ブクログ
婚外子が人間扱いされない、家畜以下だと声高に叫べるという恐ろしい設定の世界。本当に畜生以下なのは、産まれた子供ではなく、種馬の親父の方でしょうが!と、こういう話を読む度イライラがとまらなくなってしまう...。ヒロインのせラフィーナちゃんの言う通り、子供には何の罪もない。この言葉はヒーローのメイナードに響いただろうな。契約結婚しようとしたけど相手が素敵な人で惚れてしまう。わかるよ。でもさ、ちゃんと自分から言葉にするべきだと思うよメイナード...相手は完全に契約結婚のつもりだもの。せラフィーナは心臓に病を抱えてて、子供を産んだら母体がもたないって言われてるけど、自分の生きた証として子供を産んでみたいと思ってて、そんな事情を知らないメイナードは、メルフィーナと本当の夫婦になりたいと思い始めてる...この物語が一体どうすればハッピーエンドに辿り着くのか...メルフィーナと子供(まだ身篭ってないけど)、両方が助かる道があればいいな...。あとニブチンメイナードがどの辺でメルフィーナが初恋の「レースの天使」だった事実に気付くのかがとても気になる。似てる気はしてるけど、打ち消してるもんなぁ...