あらすじ
家出先で運命的な出会いをしたノルドの助けもあり、ローリは帝国で小さな店をはじめていた。前世や公爵家にいた時とは違う、温かな生活を送るなか、ノルドが婚約者を選ぶ舞踏会を開くという噂が広まる。傷心するローリだが、ノルドから告げられたのは、自らが帝国の皇太子であること、そして「オレの伴侶として、生涯を共に生きてほしい」というプロポーズだった――。
未来の皇妃になる自信が持てず葛藤するローリの一方で、ノルドを狙う怪しい影も近づいていて……。
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Posted by ブクログ
ゲームのアイテムやスキルなどゲーム要素のことを
すっかり忘れてた!
個人的に、この2巻の1番の見せ場は、イルメリアで
国王と対面した時のアーノルドだと思う。
めちゃくちゃカッコよかったし、まさに皇帝。
何事も先の先まで考えてるから、国王に全く隙を与え
ない。 最強。頼もしい。
ヴォイドも大活躍で、彼がどれだけ優秀かも実感。
ウィリアムの件は本当に残念だった。「ずっと守って
くれるといったじゃないか」なんて言われて泣かれ
たことが一番の罰かな…
ローリと父親の会話も興味深かった。
「王妃の器」に何を求めてたかで、足りるか足りない
かの判断が違ってくる。それはそうだと思うけど、
父親が王妃の器に求めていたものを聞いて驚いた。
それは王妃の器というより、公爵家の長女として求め
ていたことで、王妃という立場を利用しようとしたに
すぎないよね。
それならローリでは無理だと思ったのも納得。
レオニスが真実の愛に逃げられてたのには笑っちゃっ
たけど、将来、正しい判断と選択はできるかな?
タビーにもビックリ!