あらすじ
狼戦士の内、異能者(センチネル)と呼ばれる者を癒す力を持つのは何故か猫族だという。そんな理由で兄弟同然の若様のレミを連れ去った狼戦士に反感を持っていた猫獣人のフィンだが、隊長のゲイルにフィンにも癒し手(ガイド)の素質があると言われ、村を守るため、部隊に同行する決意をする。戸惑いながらも癒し手の役割を受け入れる内、最強といわれるゲイルが特定のガイドを持たないことが気になり始める。孤高の彼の張りつめた心を救うため、フィンは絆を結びたいと願い…?
【電子特別版】魚形先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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Posted by ブクログ
堅物センチネル×やんちゃっこガイド
センチネルバース風だそうで。
知らなかったので、まず把握の時点で文庫本一冊でやる内容じゃないような?と。
実際ページ数足りてない感じはしました。最後の方ざっくりで。
この作者さん何冊か読んでますが、ラブシーンにツッコミ入れたくなること多いです。今回も。
戦場ただ中で倒れた状態で、精神世界で現状確認もなくよくHできるな?!
そんなことしてる間に肉体殺されるんじゃないかと、こっちは全然落ち着いて読めないよ…
Posted by ブクログ
事あるごとに“猫吸い”しまくる攻めに萌え滾る一冊でした!
北欧神話の“狂戦士”とセンチネルバース要素が組み合わされた独自設定で、センチネルバース初心者でも分かりやすかったです。
とりあえず、戦いで我を忘れる狂戦士(攻め)は猫(受け)を吸えば落ち着く…って事らしい笑
強気ツンデレで自由奔放な受けが、本物の猫ちゃんみたいで猫好きには堪らなかった♡
北沢先生のイラストも、ちょっと吊り目なアーモンドアイが猫感あってめちゃくちゃ可愛く、狼獣人の攻めの筋肉ムキムキな腕の中にすっぽり収まる体格差に萌えます。
ただ、群れない“一匹狼”な攻め…との事でしたが、初めから受けには甘々で余り“孤高”感は無かったような……
“一匹狼”からクールで無骨な攻めを期待してたので、ちょっとイメージと違いました。
また、初めて読む作家さんでしたが、淡々とした文章が余り好みでは無く、キャラクターの心理描写も唐突に(受けが攻めを好きになる展開とか)感じたので★3評価に。