【感想・ネタバレ】かくして魔法使いノイ・ガレネーは100年後、花嫁となったＩのレビュー

六つ花えいこ

国一番の魔法使い・ノイは、魔王を宿す少年・カルディアの監視を命じられる。ノイは心を閉ざした彼に寄りそい、穏やかな日々が始まった。
だが、運命の日。ついにカルディアの中の魔王が目覚めてしまう。ノイはこの日のために編み出していた浄化魔法を展開し――世界から消えた。
あれから100年、一人の少女が美しい男の呼びかけで目を覚ます。名を尋ねられ、少女は答えた。「ノイ」、と。
これは、運命に翻弄されながらも孤独だった二人が希望を紡ぐ物語。

[ころころ · ★★★★★]

ノーン！続きものだァァァ！

作家さん買いです。

すごく素敵なお話でした。
後半のノイがカルディアを労わるシーンはもう涙が出ました。なんてこった、いろんな意味で終わってなかった…(泣)。

あたたかな優しい人の気持ちを思い出させてくれる一方で、存在への渇望感がすごく瑞々しく描かれていて、ずーっと読んでいたいお話。
早く続きを読ませてくれよぉぉぉ！

とにかくひたすら続編を待ちます。

＃切ない ＃感動する ＃ダーク