【感想・ネタバレ】この配信は終了しましたのレビュー

青本雪平

正義系、暴露系、心霊系･････配信の終了後に明かされる配信者たちの素顔とは!? 心霊系配信をはじめた先輩後輩コンビが赴いたのは、ある事件が起こった廃墟だった。そして、そこで新たな悲劇が起きる（「心霊系」）。気鋭の経営者に集められた考察系配信者たち。彼らに課されたのは、ある配信者の自殺の真実を考察することだった（「考察系」）――。ネット配信者たちの姿を描いた連作ミステリー。

[ブクログ · ★★★★★]

YouTubeとか配信を普段見ない私からしてもわかりやすい内容だった。
色んなテイストの短編集で最後まで飽きずに楽しめる。
ユーチュバーって人間の色んな欲望が詰まってて、そんな感じの短編集だった。

[ブクログ · ★★★★★]

気になっていた小説。面白かった。

暴露系、心霊系、考察系…などなど様々な動画配信者をモチーフにした短編集。全く関係ない別個の話ではなく、少し繋がっている部分もある。

読みやすく、楽しめるミステリーだった。第一章「暴露系」が一番面白かった。

[ブクログ · ★★★★☆]

1話目があまり好きではなかったので、さほど期待せずに読み進めたら面白かった。
どうなるんだろう？っていう謎がどれもあって、オチもちゃんとしてる。
ミステリー感が好きです。

[ブクログ · ★★★★☆]

短編集で読みやすく、やはり短篇どおしが少しつながっている。最後に長編としてまとまるんだろうな、と思いながら読んでその通りになったものの、最後の一編はちょっとわからなかった。
しかし、一編一編が面白い。どんでん返しのどんでん返し系。「真相をお話しします」に近い構成。

[ブクログ · ★★★★☆]

今や配信は当たり前で、YouTubeだのニコ動だのたくさんの配信サイトが溢れている。現代人には非常に読みやすい、読書慣れしていない人にもおすすめできる良い本。ページ数も300ページくらいで分厚くは無いし。配信のジャンルも過激な暴露系から考察系まで飽きない5本の連作短編。トー横を彷彿とさせる救済系は興味深い話だった。裏をかいたり足を引っ張ったり誰も信じたくなくなる話もあるが、全てが繋がるわけでは無いが点と点が繋がる連作の楽しさが勝った作品。

[ブクログ · ★★★★☆]

当世今流行りの配信これを題材にミステリー仕立ての傑作、心霊系が思わず手に汗握るハラハラドキドキでした。ホラー好みの人にはうってつけですね。読んだ後に色々考えしまう。ミステリーホラーの
大傑作間違いなしです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ミステリというかホラーというか。個人的には心霊系と暴露系の話が面白かったかな。
イトコさんが気になりすぎる。

[ブクログ · ★★★☆☆]

動画配信にまつわる短編集。
◯◯系という動画は見たことなかったので、内情が興味深かった。
作品紹介で連作となっているけど、連作感は薄い。
1話目が一番面白かったかな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

動画配信にまつわる話を集めた短編集。
『暴露系』知り合いの雑誌記者に、ある暴露系配信者についてのネタを譲ると言われた暴露系配信者の千里。迷いながらもタレコミ元に会いに行ってみると…。
『心霊系』いわく付きの心霊スポット・旧K邸に心霊系配信者が集められた。センパイの配信を手伝う大学生のおれも向かうことに…。
『考察系』人気配信者の社長に集められた考察系配信者3名。半年前に自殺した考察系配信者・テラー寺沢の死の真相を考察してほしいというが…。
『救済系』地方の新聞社で働く女性は、ある行旅死亡人の情報に目を止める。樹海で発見された、女性向けのキャラクター型リュックを所持していた男性の遺体。引っかかるものを感じ調べ始める…。
『正義系』私人逮捕を行なう動画配信者が、痴漢を捕まえようとして死亡させたと思い込み自殺した。その動画配信者はどういう人物だったのか…。

連作短編集というわりに繋がりは薄い気がする。全部違った系統の話にしたかったのかな。
『暴露系』と『考察系』はわりとすっきり読める。読後感も悪くない感じでミステリーっぽい。
『救済系』については動画配信ほぼ関係ないような気もしないでもない。毛色も違うような。キラリちゃんが悲しい。過去にできたらよかったのになぁ。
『心霊系』と『正義系』は謎にホラー感ある。特に『正義系』はモキュメンタリーみたいな感じだった。完全に暴走してる正義の持ち主だったけどかわいそうではある。

[ブクログ · ★★★☆☆]

この手の作品が、だまし？みたいなのが多くて、今作も騙され作かなと思ったが、色々工夫が見られて思ったより面白かった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

※
〜〜系を標榜する配信者たちの内側と裏側。

各話は別々のようでいて繋がりがあるので、
一話完結しつつも、一冊としても楽しめました。

時代の本だなという感想、勉強になりました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

冒頭のどんでん返し、何となくは分かっていたけれど充分楽しめた。
この話が一番好みだったかな。

でも、
タイトル、表紙などちょっと軽めに思えるが、各話それなりに及第点は付けられる面白さはあった。

まぁ、夏休みの読書感想文には不向きです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

動画配信を題材にした短編集で、どの物語も最後は驚愕するとのことで気になり購入しました！
個人的には、最初から疑ってかかって、結末を妄想してと進めたせいか、中盤からくる伏線と結末にあまり衝撃はないものの、全編を通してどこかに前の編の登場人物がいるなどの要素もあり、面白かったです！
個人的には“考察系”が一番驚きました！徐々に結末と驚きが迫ってくるのは感じられましたが、そのじわじわ考え良かったです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

青本雪平？
はて、どこかで聞いたことがある名前だな､､､
う〜ん思い出せない､､､

と、悩んでいると､､､



あーーーーーーっ！



バールだ！
バールの人だ！
『バールの正しい使い方』の人だ！と思い出せてすっきりε-(´∀｀*)ﾎｯ


以上！これでこの配信は終了します



ん？
レビューは？って
そんなものありません
だっていつもないでしょ！


もー、仕方ないですね
少しですよ、少しだけ書いときます



配信、配信、配信───
最近の世の中はそればっかり
うちの子もスマホにかじりついてずーっと何やら見ていますよw

そんな動画配信にも、暴露系、心霊系、考察系、救済系、正義系…など、いろいろとあるんですね

それらをテーマにした連作短編ミステリーでサクサク読めますが、『バールの正しい使い方』には及ばずでした


以上！これでこの配信は終了します

[ブクログ · ★★★☆☆]

動画配信者たちが主役の短編集。
暴露系に心霊系。他にもジャンルは違えど、人を陥れ、復讐し、亡くなる。気持ちがざらつく話ばかりだった。
最終話は全てがつながっているような、よく分からないような。

[ブクログ · ★★★☆☆]

暴露系や心霊系といった動画配信者（作中ではYouTuberという呼称は使われてないけど要はそれ）が主人公のミステリー短編集。現代と地続きの親しみやすい題材でサクッと読めるが、どの話も終盤に一つ展開が仕掛けられていて楽しめた。ただ、複数の作品に登場するイタコ能力を持つキャラクターが「何でもお見通し」状態なのはやや反則気味な気がする。

[ブクログ · ★★★☆☆]

面白い章もあったけど、最後の章はよく分からない部分も多いしちょっと残念だった
前半に出てきた登場人物の関係性が一気に繋がると良かったかも

[ブクログ · ★★★☆☆]

今流行りの配信系クリエイター関係の短編集。
文章自体は読みやすく、配信系を題材にしてるだけあって話題が新しい。
かなり期待した分、もう少し…
各〇〇系ならではの興奮や悩み、社会問題等をもっと如実に、混沌とさせてほしかったですかね。

[ブクログ · ★★★☆☆]

あらすじに期待しすぎたな〜
短編で一話一話は読みやすかったけどオチというか、終わりが物足りなかった、、、

[ブクログ · ★★★☆☆]

こちらの本週間ランキングの上位に入っていたので読みました。
サクサク読める系の短編ミステリーでした。
長編の大ドンデン返しのミステリ好きには物足りなかったです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

『この配信は終了しました』は、5人の配信者たちを主人公にした短編形式の物語。ジャンルは心霊系・暴露系・考察系・救済系・正義系とバラバラだが、全部に共通してるのは「画面の向こうにあるリアルは、想像以上に深い」ってこと。

たとえば、心霊スポットでふざけて配信してたら本当にやばいことが起きちゃう話とか、有名配信者が謎の死を遂げて、他の考察系配信者たちが真相に迫っていく話とか。どれもめちゃくちゃテンポよく進んで、どこかで必ず“ゾクッ”とさせてくれます。

ミステリーとしてもしっかりしてて、読みやすさも◎。
文章がライトでサクサク読めるのに、どの話も「うわ、こうくるか…！」っていう展開が待ってる。SNSや配信に詳しくなくても問題なし。むしろ、なんとなく見てるだけの人こそ読んでほしい。

読後、「見られる」ってことの怖さ、「見せる」ってことの重さが、ちょっと変わって見えてくる。
エンタメ感満載なのに、チクッと考えさせてくる感じがクセになります。私達は、本当にリアルを見ているのか、配信者の本当の真意は何か、自分たちは見たいことしか見てないのではないか、配信が終わっても人生は続いていて何が残るのか‥

配信文化の“明るい表”と“知られざる裏”を、ドキッとさせる物語で描いた、まさに“令和っぽい”一冊。
普段YouTubeとか配信好きな人も、そうでない人も楽しめると思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

◎暴露系
暴露系配信者同士の暴露し合い。週刊誌記者が仕組む。逆に週刊誌記者が絡め取られていた。

◎心霊系
複数の子供を殺して自殺した人が潜伏していた場所に入る配信者。蠱毒をしていて、殺し合った最後の一人が配信者の相方。相方、にげてー！

◎考察系
予約配信とスタッフのコメントに寄って、アリバイを作る。依頼者が犯人。心霊系に出てた黒髪の女は死者と会話ができる。

◎救済系
キラキラ界隈の女の子を救う配信者。のフリをして救っていたつもりの男がミスった。たぶん失踪して死んだ。新聞社に就職した元カノに見つけて欲しかったのか。

◎正義系
私人逮捕で痴漢を取り押さえたらその男が死んだので飛び込み自殺をした配信者。実は大企業の社長が姉で白血病でドナーとして脊髄を抜く日に飛び込んだ。嫌がらせ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

どの話もドキッとしながら読んでいたのですが、他の話とは少し毛色が違うように感じた「救済系」か1番心に残りました。
ミステリーだけど、少しサスペンスっぽくもある。社会問題にも関わる内容で、いわゆるトー横キッズに似た登場人物たち。
誰もが嘘をついているような場所、、だと思うけど、その嘘がまさか相手を思いやる嘘とは誰も気づけなかった。だからキラリは亡くなってしまった。
他の話は恐ろしい目にあっても、自業自得という言葉が思い浮かんでしまいます。
けれど「救済系」はもうただ単に悔やまれる。
しかしこういった作品を好きな年代の子を、トー横のような場所に行かせない、惹かれないようにするのにすごく力になるなとわたしは思いました。