あらすじ
助かる寸前で無言のままみずから墜落死した男。食料を持ちながらひとりきりで脱水死した麻薬取締官。連続する不可解な事件に挑む謎めいた女性探偵
探偵火垂柚葉と助手の油杵島はある日、団地の10階に人がぶら下がっているという情報を得る。訪れた現場でなぜか刑事のようにふるまう火垂。不可解な表情を浮かべた男は近づいた油杵島たちの目前でみずから転落してしまう。
<付録 本格ミステリーを書きたい人のためのトリック作成法!>
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
登場人物がほとんど刑事で、まあまあ人数がいたため、最初誰が誰か混乱した。
明らかに不可能な状態での事件、トリックはあるようなないような、不思議な真相。
主人公の父親の謎はまだ解けてないよね?
続編が出そうな予感。
Posted by ブクログ
不可解事件が続き、誰が正しくて誰がヤバいのか全員を疑ってワクワクドキドキしながら読み進めれたかな。最後のトリックがなんか拍子抜けだったけど、私としては文の構成がしっくりきて読みやすかった。安萬純一さんの本は初めてだったから、他の作品も気になる