【感想・ネタバレ】役に立たないロボット 日本が生み出すスゴい発想(インターナショナル新書)のレビュー

あらすじ

ロボットの存在価値は、人に変わって厳しい労働をすること。ところが、日本には仕事をしないロボットがたくさんいて、人々から愛されている。この不思議な関係の根幹にあるものを探るべく、研究者や開発者、エンジニア、イベント主催者、僧侶、SFに関わる工学者など、さまざまな立場の関係者へ取材を重ねていくと、「役に立たないロボット」には、私たちの人生を変え、社会や未来さえちょっとだけ変えてしまうかもしれない、ものスゴい力が隠されていることが見えてくる。

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Posted by ブクログ

<目次>
第1章  どのように「役に立たないロボット」が存在するのか?
第2章  「弱いロボット」はウェルビーイングを引き出す
第3章  「LOVOT」、人を幸せにするテクノロジーのあり方
第4章  「ヘボコン」、笑いの奥に潜むもの
第5章  「AIBO」供養に見る「壊れる」価値
第6章  人や社会を拡張するロボットたち
第7章  「役に立たないロボット」は本当に役に立たないのか?

<内容>
タイトルから想像できない深みがあった。特に2章、3章。我々の頭は、自分よりも弱いものに対するときに、特に人間っぽくなるようだが、ヒト対ヒトだと、弱い側はマウントを取られてしまうし、その劣等感は人知らず深い。ロボットはそれがない。また「弱音の吐ける社会」「資本主義のゆがみ補正」「ライフコーチ」としてのロボット。何か奥深かった。

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2025年02月22日

Posted by ブクログ

●役に立たないロボットをなぜ作るのか、どんな価値があるのか、これからの社会をどう変えるのか、という問いに答える本。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

読んでいると、だいぶスピリチュアルかな?と感じつつも実はサイエンスに帰着できそうな、面白い視点を与えてくれる。

期待値ギャップを埋める視点は面白い。テクノロジーから入るとどうしても機能や性能がミートすることから見てしまうから。
弱音を吐ける社会、資本主義の歪み補正、ライフコーチ。ロボット自体は緩いが、実態は全然ゆるく無いことがポイントですかね。

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2025年05月25日

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