【感想・ネタバレ】まちづくり解剖図鑑のレビュー

あらすじ

ローカルなまちの魅力を引き出す仕事こそ
グローバルな「知の引きだし」が必要だ!

まち全体の調査・計画から建物のデザインまでが学べる
まちづくりの教科書です。
執筆陣が約50年にわたり山形県金山町のまちづくりに関わってきた
貴重な体験・知識がぱんぱんに詰まった1冊。
またまちづくりに対する知の引き出しが増えるように
世界中の魅力的なランドスケープや外部空間の活用事例、
デザイン手法などなどについても、
すべて図解で分かりやすく紹介しています。

■章構成
1章:まちのいいところの見つけ方
2章:まちづくりの手法と進め方
3章:まちの中心地区をよくする計画と設計
4章:魅力的な建物をデザインする
5章:潜在力を引き出すランドスケープ
6章:小さなまちが存続するしくみを見つける

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Posted by ブクログ

50年にわたる山形県金山町の景観作りの歴史と成果を紹介している。住民にとって快適で見栄えのよい街というのは、ものすごく価値の高いものだと思う。それを助成金やコンクールといった動機付けのツールを駆使して実現していったこともまた素晴らしい。
 ところが、ここで実現した統制の取れた住宅に住みたいかと考えると微妙である。住居とは自分の生き方を反映したものであるから、街全体のデザインが優先する建物を与えられるのでは、どこかで違和感を生じないか。いや確かに統一感がもたらす美しさが存在することは認めるが、同時に、その統一感から抜け出て個々のスタイルを築いていく活動とセットでなければ、生き生きした成果にならないのではないか。
なんて考えるのは天邪鬼かな。

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2022年10月21日

Posted by ブクログ

建築や都市計画に興味がある人向け。自分にはちょっとマニアックすぎたのと、イラストの色が単調で途中から細部を見るのが辛くなった。写真があっても良かったのでは。
また、都市計画のアイデアを知れるのは面白いが、実際の暮らしに関しての想像がつかず、本当に地に足ついた計画なのか疑問がわいた

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2025年06月17日

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