【感想・ネタバレ】【電子限定書き下ろし短編付き】宰相閣下の苦手なα【アルファ】のレビュー

あらすじ

西洋と東洋を結ぶ大国アルスマン帝国は、食糧支援を条件に北の小国メサティアと同盟を結ぶことになった。調印のため帝都へやってきたのはメサティア一番の屈強な戦士、アルファの王子ベルカント。彼は孤高の軍師として知られるハイリに心奪われ、懐に入ってこようとする。だがベータのハイリは、過去のある出来事からアルファ性とは絶対に特別な関係にならないと心に決めており、ベルカントに対してもつれない態度を貫いて……。

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Posted by ブクログ

オメガバースものだけれどアルファとベータの2人でした。
ベータのハイリが想いを寄せていたのは親友でもある皇帝のエフタン。
そのエフタンはオメガのジュラという番を得て幸せな家族と共に暮らしている。
そんなハイリの前に現れたアルファのベルカント。
ベルカントはハイリへの好意を隠すこと無く接してきて、ととにかくベルカントが大型ワンコでハイリが喜ぶ事を第一に行動していく姿が可愛くて仕方ないです。
ハイリにとっては迷惑でしかなく何とか気を逸らそうとするけれど全く気にせすに突き進むのはとても良くて。
ベルカントの押しに負け?て旅をする事になった先で過ごした時間がハイリの心を動かし気付けばベルカントを好きになっていくのが最高です。
しかしそこで起きた闘いにハイリを守る為にベルカントが生死をさまよってハッキリとベルカントに好意を持っていると自覚してからの想いと行動が切なくて。
ベルカントが回復して「褒美」ではなく「気持ち」からの褥を共にするシーンは良かったです。
心で結ばれた「番」を感じるハイリが素敵でした。
身も心も繋がり幸せに、と思うけどハイリを慕うエフワンの息子の存在が少〜し波乱をよびそうで(笑)

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2025年04月18日

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