【感想・ネタバレ】シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 3のレビュー

あらすじ

琥太朗の初めての舞台に立つーー!

琥太郎の初舞台「碧霞会」にて、
あまりにも無垢な琥太朗の花が咲き誇る!!
その姿は、観客のみならず同世代の能楽師・丑満北斗や
天才能楽師・宝華至龍の舞台にも大きな影響を及ぼすことに!?
そして、舞台を終えた琥太朗は「謡」を鍛えるべく
新たな仲間たちと共に新たな場所へと誘われる――


その花は見た者の心を強く揺るがすーー
生き様描く「能」漫画!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

能の厳かな雰囲気が立体的に表現されていてぞわぞわする。扇子や薙刀を持つ手や舞を踊る身体の移り変わりが、流れるように描かれているからだろうか。気が付けば、舞台上の空間を意識させられる。改めてすごいマンガだ。
琥太郎の初舞台は、無欲さと人を思う心が宿った、天才能楽師を仿佛とさせるな演技となった。一方、至龍の舞台を見て「自分で舞台を成功に導く力」の必要性にも気付く。無欲な琥太郎と能のためならエゴの塊にもなる至龍の対比が面白い。名前をみたらこのふたり、名前に龍と虎。竜虎相搏つ展開にも期待である。

0
2025年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同門会終演、コタ「通い未満」へ、金沢合宿計画。
そう、同門会になってから北斗が急に優しい……と思っていた。その経緯に触れる。北斗は北斗なりに咲いていくことを想像し、よい。けー先輩もよき。
内弟子の面々。嫉妬心などから誰かがコタを貶めるのでは……という想像もしたけど、そんな雰囲気ではないっぽい。
泰山カレーのレシピはカバー裏。
至龍は自身を高めるためにコタをライバル関係に引き上げようとしているのか。

落語や講談の弟子の世界は興味さえあれば知ることができる(マンガ、YouTube)けど、能楽はほとんど情報が出ていないように思う。そういった意味でもこのマンガは貴重。

0
2025年08月20日

「少年マンガ」ランキング