あらすじ
生後間もない子どもを放置して外泊する妻。酔って喧嘩をして相手が亡くなってしまった男。
高齢者の年金を食い物にした男……その判決に、判事補・三浦瑞希が体当たりで挑む!
裁判ではどのようなことが行われているの?
約40万部の大ロングセラー『裁判官の爆笑お言葉集』コミカライズ!
その「一言」の裏側にある裁判官の葛藤とは!
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Posted by ブクログ
私の中で新たなジャンルである新書にチャレンジしてみたいと思い本屋に立ち寄った。移動中に読む予定であったため、サクッと読めそうな本をチョイス。思った通りサクサク読めて、移動の時間がまだ全然余っている。本の感想としては、絶対的である法と人間である裁判官には、やはり多少なりの隙間があってそこからこの本に記載されているようなお言葉がでるんだろうなと感じた。タイトルの爆笑はなかったが、少し考えさせられる面白い本だった。
Posted by ブクログ
全然「爆笑」じゃない…タイトルにつられて気軽に購入したのに、内容はちゃんとしっかり裁判の何たるか、のお話でした。
その中で、人が人を裁く難しさを実感。けど、交通事故の場合は、少しずつ新たな例を増やしていくつもりで、刑重くしてもいいのでは!?と思いました。
あと、判決を出した後に自ら命を絶った裁判官もいた事にショック。責任感の強い方だったんですね。あの判断は間違えていなかったと天国で納得されている事を祈るばかりです。
Posted by ブクログ
たまにニュースでみる裁判官の説諭(お言葉)について興味深く思っていたので、この本を選びました。
お言葉もですが、その言葉を吐くに至った事件については知っているもの知らないものを含め、こんな事件があったのかとあらためて思い出しました。ひどいことするなぁ。
そして人を裁くのも人(裁判官)であることの難しさも書かれており(気持ち的には重い刑にしたいけど、他の判例の量刑とのバランスをもって判決を出している)、それを補足する形で裁判官の言葉が生きていると思いました。
途中のコラムで無罪判決や量刑を検察官の意図通りにしない裁判官は不自然な異動が見られる。とあり、三権分立、司法権の独立ってなんだろうなぁと思わされました。