あらすじ
獣人の国、ジーン国に嫁ぐことになったリューン国の第4王子、ニアノール。しかし彼は、極度の獣好きだった! 両国の円満な関係のために、父王から「絶対に獣好きの本性を明かしてはならぬ!」と厳命されたニアノールは、ポーカーフェイスで周囲を騙そうとするが、夫となる美形狼獣人レンウォール王の極上の毛質を前に触れず悶え苦しんでいたところ、ミルという狐の獣人が自分を護衛にしてほしいと訪ねてくる。なりゆきで彼と「隷属の契約」を結び、獣好きであることを秘密にするという契約の上で彼をモフっていたところを、レンウォールに見られてしまい…?
【電子特別版】おはぎ先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
感情タグBEST3
楽しい
受けのニアのキャラがめっちゃ良いです。
獣愛が凄すぎるポワッとしたキャラかと思えば、知力も武力もピカイチとか。
ニアは獣愛がすごいけど、攻めのレンは番愛がすごくてそこも良かったです。
番外編もいっぱいあって、子供の話とか後日談が読めて良かった。
あとがきにもありましたが、ニアの側近が私もお気に入りです!
とってもほのぼのしたお話ですがちゃんとラブも充実してるので大満足です。
匿名
可愛いお話
最初から最後までとっても可愛いお話でした。
獣人のことが好きすぎる受けに、攻めがやきもきする姿がとても良かったです!
受けの心情を表す表現や周囲の人たちとのやり取りが面白く、とても楽しく読めました。
本編はサクサクと全体の半分程で終わりますが、新婚旅行や子ども、他視点からの話など、番外編がいくつかあり、満足できる一冊でした。
Posted by ブクログ
笑えて面白かった。
ニアノールのもふもふ好きが「獣狂い」として扱われていて、確かに好きを通り越していて凄いので「狂い」は当てはまるかなと。
とにかくひたすらもふもふを愛でたいニアノール。
でも獣嫌いでいないといけないとか拷問でしかなく。
そんなニアノールの見つけたストレス解消方法がレンウォールにバレた瞬間(冒頭)が笑えました。
レンウォールにはそれとなく獣嫌いではないとはバレていて、でもここまで凄いとはと苦笑いにも。
無事レンウォールはニアノールを「番」として迎えニアノールも応えて共に生きていくことになって良かったです。
レンウォールのニアノールへの溺愛ぷりが凄く自分以外の獣人や動物へ目をハートにして見て触るのに嫉妬しまくりお仕置と称しエッチになだれ込むとか態度には可愛さも感じられるかなと。
本編が半分程でそこからは番外編がいくつかありとにかくニアノールの獣愛に周りが、で楽しかったです。
はじめて
はじめての作家様でした。
面白い展開と設定で読みやすい。
ただ、その後のだれだれ目線みたいな章は
どうなんだろ?
違う話のだれだれ目線ではなく、
同じ事柄の目線が何個もは要らないと思う