【感想・ネタバレ】わたしの神聖なる女友だちのレビュー

あらすじ

「男は女のどこに学び、どこに敬意を抱きつつ、自分を造り上げていくのだろうか。花火のような恋愛とはまったく違った形で、両者は純粋な信頼関係を生きることができるだろうか。わたしはこうした問いを前に、自分がこれまでに出逢った女性の友人たちのことを考えている」(本文より)――昭和の大女優、世界的な革命家、学者、作家、画家、漫画家、陶芸家、ミュージシャン、革命家、女優、『痴人の愛』のナオミのモデル・・・・・・。著者の記憶を綴る本書は、各領域で先駆者として生きた女性たちの貴重な記録でもある。

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Posted by ブクログ

2024年刊。『ハイスクール1968』の四方田少年もいまや古稀。これまでに付き合いのあった魅力的な女性たち、26人をめぐる回想。書名にもある通り、みな「神聖なる」女友だち。
映画つながり、韓国つながり、漫画つながり、駒場つながり、どの女性も最初の出会いからして印象的。淡い思い出も書かれている。
若桑みどり、宮田まり子、川喜多和子。岡田史子、弥永徒史子、山口淑子(李香蘭)、如月小春、矢川澄子……彼女たちへのレクイエムとしても読める。
もっとも印象的だったのは、カズコ・ホーキ(法貴和子)と寮美千子。そのパワフルな生き方。読んでいて、ため息が出る。いまも我が道を邁進中だ。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

四方田犬彦さんの本って何冊か読んでるけどよくは知らず、韓国のこととか映画のこととか手広くやってるなという印象だった。親交のある方々も幅広いようで、しかも経歴からよくよく数えればもう70代のようで古今の女性たちとの思い出が書かれている。いろいろな女友だちがいるんだなあ。著者の自己満足本のような気もするが、取り上げられている「神聖なる女友だち」の思わぬエピソードを知ることができるのはそれはそれで興味深い。四方田さんの生きてきた歳月ゆえか、だいぶ亡くなっている方も多いのがこれまた感慨深いというか何というか……。
私のひいきの鷺沢萠も取り上げられているので読んでみたけど、全然「神聖」な取り上げられ方がされてなく冒涜されているかのようだった。しかも、本人をタイトルに挙げた章ばかりか別の人に関する章でまで冒涜の上塗りをされているような感じで悲しかった。せめて生きているうちにしてくれればいいのに。
四方田さんの神聖なる女友だちの名をメモしておこう。
佐伯順子、宮田まり子、カズコ・ホーキ、川喜多和子、岡田史子、弥水徒史子、真穂ちゃん、若桑みどり、合田佐知子、如月小春、生田綾乃、岡崎京子、四代德田八十吉、李香蘭(山口淑子)、山田せつ子、伊藤比呂美、重信房子、鷺沢萠、矢川澄子、岡田茉莉子、葉山三千子、水原紫苑、寮美千子、ヨンシル、神藏美子、石井睦美

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2026年05月10日

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