あらすじ
渡辺風花はエルフである。
悩める高校生・大木行人が姿隠しの魔法を破ったことで、呪われしエルフの使命――『魔王討伐』に再び向き合うことになってしまった。
思い詰めた表情の“エルフの渡辺”に気を揉む大木であったが、風花は突然「お泊りしたい」と言いはじめ……!?
「……ま、魔王討伐に、必要なことだから!」
そんなわけあるか! 謎多き少女の真意とは――。
エルフな君と過ごす日常系ファンタジー、お互いに向き合う第2弾!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
好きな人がエルフだった物語二巻目。
なんと言うか魔王討伐のやり方の迂遠さに行人同様、脱力してしまった。
そんなんで効果あるのか?
いやまあ、魔王にはエルフの見分けが付くようなのでちょっとは意味があるのかな。
それにしてもなあと言う感じ。
それはそれとして、いかにも作者の物語らしい細かい描写の積み重ねで丁寧なのだけど、その分話の進行が遅いと感じるかもしれない。いやまあこれが味なのだけど。
そして前巻から匂わされている行人の正体というか(むしろ行人の父親の正体かもしれないけど)を疑う人間が出てきて、次も波乱が起こりそう。
あと渡辺さんはもういっそ本気でモデルを目指すのはどうだろうか? 勉強頑張るよりも有望かも?