あらすじ
《『自転車屋さんの高橋くん』松虫あられの幻の新連載、復活!!》
加藤アリスは自分の名前と体型がコンプレックスな25歳。
他人と容姿を比べてしまう自分、押し付けが強い母親…
「ここにいたら、消えたいまんまな気がする」。
埼玉の実家を離れ、親戚のいる青森でアリスが出会ったのは、りんご農家の青年・正市だった。
彼の不思議な優しさと広い空の下で、アリスは少しずつ《自分の居場所》を見つけはじめる…。
傷ついた心をそっと癒す、出会いと再生の物語。
【単行本限定おまけ漫画収録】
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
主人公の「消えたい」という気持ちが、青森に移住してから、変化していく物語。
主人公(ジョナさん)の可愛い服が好き!という気持ちを貫く姿も、とても素敵です。
早く続きが読みたいです。
すごく親近感!
秋田出身だから、弘前という身近な地域が舞台のマンガを読めたことがすごく嬉しい!
秋田も地域によって訛り違うし、イントネーション違うし、地元に帰っても祖父祖母世代の話してること分からなくて、アリスみたいにふーん、とかで返事濁すこととってもよくあって、わかるわかる!とテンション上がってしまった。
弘前のスタバが確かすっごく風情があってよかったはず。
マンガ自体もアリスが置かれている状況に共感できる部分(母親からのストレス、体型に対するコンプレックス、自身が持ってるスキルの少なさ、将来への不安、とか)も多いし、正市のキャラクター性にもすごく共感できる。
特別支援クラスの生徒たちもよく取材されたことをマンガに落とし込んでいるなーと思った。小学校の同級生の女の子がナチちゃんと全く一緒で、話せない子がいたなーと思い出した。
続きが早く読みたい。