あらすじ
2018年刊行の『成長マインドセット』をリニューアル。 創業4年で株式公開、設立10年で売上高1000憶円、5年間に500店舗を実現した著者による人材育成ストーリー。物語形式で「成長」の原理原則がわかる。「人はスキルだけでは成長できない」「それはなぜ?」「成長するにはどうすればいいのか?」、そんな悩みを抱えている人に、成長するための秘訣を伝授する。 本当の意味での「成長」には、小手先のテクニカルなスキルを習得するだけでなく、本質や原理原則を理解することが必要。本書では、50枚の図と明快なケーススタディを用いて、成長の本質や原理原則をわかりやすく解説。「成長したい」という気持ちはあるものの、どこから始めたらいいかわからない人はもちろん、リーダーとして部下をどうマネジメントするか迷っている人、周りの人とのコミュニケーションがうまくいかずに困っている人などにもおすすめの一冊。
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Posted by ブクログ
これまで『成長』という言葉の定義をしっかり意識して考えたことがありませんでしたが、この本を読み改めて考えさせられました。
ここまで成長に関して、イメージしやすく、
言語化されている内容には初めて出会えたので感謝です。
方法論、というよりももっと思考の根本における
OSをインストールできた風に感じます。
本当に良かったので周りの同僚や友人にも勧めたい一冊です。
以下内容のネタバレ
振り返りのために自分の頭にあることをインプットします。
■アイスバーグ理論
・アイスバーグとは氷の塊である。よく北極や南極の海に浮かんでいるあれだ。作者は人間の成長をアイスバーグの大きさの成長に例えている。例えば、船の上からアイスバーグを見ても、表面に出ている一部の氷塊でしかない。これを人間の成長に例えると、目に見える成果というのは、他の人に目に映るほんの一部にしかならない。
他者は、成果をみて成長したと考えているが、この成果を出すためには、もっと大きな成長(アイスバーグ)が必要。
上記のアイスバーグはピラミッド形状をしており、上段から
1.成果
2.ノウハウ、スキル
3.行動、週間、ふるまい
4.思考、想い、人生哲学
になっており、すべてを大きくしていく必要。
とりわけ下段に行くほど大きくさせていくことが必要。
すなわち、最も必要なのは、思考、想い、人生哲学であって、これが根本になっているということです。この根本の部分は、日々感じたことや、昔から考えていること、大切にしている考え方や言葉、等その人の人生全体で培っていくものです。
ここからは感想になるが、特に下の階層になるほど、一朝一夕で出来上がるものではなく、じっくりと大きくさせていくべきところである。
日々の自分の感じたことや、大切な言葉を記録し、時折見返すことで、
その時の感情を閉じ込めることが出来、大きな人生哲学の糧になる。
■成長のブレーキ
成長のブレーキには2種類ある。
①悩みブレーキ
成長には日々、悩みブレーキが発生している。
例えば、もっと頑張ろうというときでも、
・周りと比べて能力やスキルが劣っているから頑張っても無駄。とか
・他にももっとやるべきことがあるんじゃないか。とか
・やる気が起こらない。とか
・家庭の事情で本当は頑張りたいけど頑張れない。とか
様々の悩みがある。
この本の中では三叉路理論として、悩みは一般的に道を迷うときのみで
発生した方がよいが、道を選んだ後も、悩み続けて自分に悩みブレーキを踏むのはいけないと教えてくれる。
この悩みブレーキを踏まない方法として
・まず悩みブレーキがあることを認知する。
・悩みブレーキを踏まない覚悟をする。:期間を決めておモッキリやる
・他責にしないは100%:すべては自分の成長のためと覚悟
・結果は選べないが、行動は選べる。:結果に関しては責任はない。
・関心の輪・影響の輪:自分の制御範囲を知覚する
という説明です。詳細は本作で。
この話はとっても面白くて、どんどんのめりこみました。
②大きな子供ブレーキ
ここは本を読みなおさないと深く理解できていないかもしれないところ。
それぞれ人の中には大きな子供が眠っている。
これは、怒り、恐れ、見栄、妬み、自己顕示など種々あるが、
それを人間関係に持ち込んでしまうというところ。
これは、どうしても自分で内省し、大きな大人に成長させていく必要があるが、
特に他者は関係性の遠い者ほど変えることは難しく、自分は踏まないように、決めよう。
■成長アクセル
①自分理念・自分軸アクセルを踏む
これは日々自分軸を、感情や言葉から抽出して、
兎に角、自分のミッション、ビジョン、バリューを持つことで
行き先が明確、成長にアクセルがかかることが書かれていた。
②正しく強い動機アクセルを踏む
動機付けには、二軸あり
1.自分、他者動機軸
2.目に見える、目に見えない動機軸
これの4象限でできている。
例えば、自分、目に見える象限の場合は、給料、だったり福利厚生が動機
他人、目に見えない象限の場合には、社会貢献、社会発展、他者の成長が動機になる。この動機は自分にとって正しく、ベクトルとして、すべてを大きくすることで、より成長アクセルにつながるという発想である。
今まで、このような感情の面を定量化しようとしなかった部分なので、
分析的に記載されているのは凄いなと感じた。