【感想・ネタバレ】商社ビジネスのレビュー

あらすじ

就活人気No.1のSOGO SHOSHA。世界を股にかけて仕事をする会社の、知っているようで、知らない世界を完全網羅。

5大商社と言われる、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅は100年以上の長寿企業です。「SOGO SHOSHA」は世界でも類をみないかたちです。クローバル企業で、投資銀行、メーカー、物流、販売機能までを担える会社はありません。その特殊性と少数精鋭採用のため、商社の実態はベールに包まれています。著者は伊藤忠商事に新卒から入社して、22年間人事部でグローバルに仕事をしてきました。本書は5大商社の企業理念から実ビジネスまでを大きな観点から記述しています。とくに就活生向けとして、新定番の必読書です。
はじめに 知っているようで、じつはよく知らない、商社のリアル
第1章 100年企業から学ぶ企業理念の世界
第2章 利益1兆円業界から学ぶ成長産業の世界
第3章 学生人気企業から学ぶ新卒採用の世界
第4章 トレーディングから学ぶマーケットの世界
第5章 事業投資・事業経営から学ぶ価値創造の世界
第6章 人材戦略から学ぶ多様なキャリアの世界
第7章 マトリクス組織から学ぶ組織マネジメントの世界
第8章 「ミネラルウォーターから通信衛星まで」事業ポートフォリオの世界
第9章 スペシャリストから学ぶ専門商社の世界
おわりに 変化の時代にこそ、商社が必要だ

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Posted by ブクログ

ネタバレ

商社の歴史を、ざっと概観できる。
戦前戦後に誕生し、ざっと100年の歴史を誇る業界だ。
「商社斜陽論」(1960年代)、「商社冬の時代」(1970-1980)、「商社不要論」(1990-2000)と、ざっと見ても2,30年ごとに危機に見舞われ、事実1900年代には随分統廃合も進んだ。

主に財閥系、五大商社を中心にその栄枯盛衰を描くが、弊社もところどこに顔を出す。

親の代からの商社パーソンだったが ―今や商社マンと言わないのも時代だ― いよいよ私も定年を迎える。
いますこし再雇用契約で余命をつなぐが、ほんと、アメーバーのように柔軟に、いろんな顔を見せながら会社も自分も生き延びてきたものだと感慨深い。

そんな思いで昭和から、平成、令和を、本書の中で駆け抜けさせてもらった。

内容的には就職活動中の学生か、新入社員向け? 

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2025年11月11日

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