あらすじ
19万人が感動!
約100か国を訪問してわかった
「豊かに生きられる世界の価値観」とは―
(プロローグより)
家族や恋人を煩わしく感じたことがあるかもしれません。
経験したことのある人ならわかると思いますが、こういうストレスはハンパじゃない。
だけどこれらの比じゃないぐらい、人がストレスを感じることがあります。
それは―
「自分のことが嫌いになる」ということ。
人生で1番長く付き合っていくのは自分ですし、自分からは逃げられないので、考えてみればあたりまえのこと。
だけど、こんなにあたりまえで大切なことを、ないがしろにする人の何と多いことか。
「人は1日に35,000回判断を行う」といいますが、
僕はこの毎日無数に繰り返す判断を、どちらを選べば自分のことを好きでいられるかで決めてます。
どちらが「他人に好かれるか」でも、「儲かるか」でもなく、「自分が好きでいられるか」。
それ以外のことは一切考えません。
「他人に好かれること」も、「お金」も、結局は手段でしかなく、目的は「幸せになること」。
他人が自分の人生に責任をとってくれることはないですし、お金で買えるのは値札が付いてるものだけ。
であれば、幸せのために1番大切なことは先にあげた通り「自分に嫌われないこと」なので、あたりまえと言えばあたりまえのこと。
この本では、約100か国を訪問してわかった、人生で最も大切な「自分に嫌われないこと」について考えてみたいと思います。
正解か間違いか、優れているか劣っているか、良いか悪いかといった話ではなく、あくまでも1つの価値観、選択肢、生き方として。
「自分を好きでいる」
人生でそれ以上に大切なことなどない。
あなたの「成功」ではなく、「幸せ」を心より祈っています。
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Posted by ブクログ
自分に嫌われない生き方。谷口 たかひさ先生の著書。「自分を好きでいる」 人生が一番大切。他人に好かれても自分に好かれないとそんな毎日楽しくないから。他人に嫌われても気にしない。他人は他人。他人の感情はコントロールできないから。他人は気にしない。自分大好き。自分が一番。自分優先主義。自己肯定感自己肯定感自己肯定感と毎日繰り返し口にするくらいでちょうどよいのかも。今日から自己肯定感自己肯定感自己肯定感と唱えてみる。
Posted by ブクログ
『自分に嫌われない生き方』を読んで
――「自分にだけは、嫌われないように生きる」という選択
谷口やすひささんの『自分に嫌われない生き方』を読んで、心に残った言葉や気づきを自分なりにまとめました。
“他人に好かれること”より、“自分に嫌われないこと”のほうが、人生においてよほど大切なことかもしれない。そんなことをじっくり考えさせられる一冊でした。
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■ 「その人といるときの自分」が好きかどうか
誰かを好きかどうかよりも大事なのは、
**「その人と一緒にいるときの自分を好きでいられるか」**どうか。
飾らない、嘘のない自分でいられるかどうか。
「素には敵わない」と書いて“素敵”と読むように、無理して取り繕う関係よりも、素の自分を受け入れてくれる環境のほうが、ずっと価値がある。
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■ 幸せになるより、不幸にならないために
本書のメッセージはとてもシンプル。
**「どうすれば幸せになれるか」ではなく、「どうすれば不幸にならないか」**を考えること。
不幸になる原因は2つ。
1.人と比べること
→「私は私」を口癖にして、自分の軸で生きる。
2.人の目を気にすること
→ 人は自分が思うほど、他人に興味を持っていない。
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■ 自立とは、頼れること
「人に頼れる」ことこそが、本当の意味での自立。
人に頼れず、何でも自分で抱え込もうとするのは、むしろ“孤立”と言える。
苦手なことは誰かに頼っていい。
その分、自分の得意なこと、好きなことに力を注ごう。
誰かの「苦手」を引き受ける側にもなれれば、それでいい。
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■ 選択の基準は「自分を好きでいられるか」
何かを選ぶときの基準は、
「どちらを選べば、自分を嫌いにならずにいられるか」。
正しい選択より、自分にとって誠実な選択を。
自分を好きでいられる人生こそが、本当に“幸せ”と呼べる人生。
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■ 鏡の中の自分に問う
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをやるだろうか?」
この問いに「NO」が続くなら、それは何かを変えるべきサイン。
明日が来るのが当たり前なんて思ってはいけない。
**「今を生きる」**ことを、大事にしていきたい。
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■ 自分のお葬式から、人生を見つめる
自分のお葬式には、誰に来てほしいか?
そして、どんな言葉で見送られたいか?
それは、自分にとっての人生のゴール。
そのゴールに、今の生き方でたどり着けるのか?
たどり着けないのなら、今こそ、何かを変えるべきときかもしれない。
たどり着けそうなら、あなたはもう、すでに“成功者”だ。
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■ 「一刻も早く」やりたいことをやる
「死ぬまでに一度は行ってみたい場所」より、「今すぐ行く」と決める。
やりたいことは、一刻も早くやった方がいい。その理由は3つ。
1.早くやればやるほど、思い出として人生に与える“配当”が増える
2.年齢を重ねると、気力・体力が落ちてやれなくなる
3.明日死ぬかもしれない
だから、「思い出配当」を早めにもらうことが大切。
思い出は、未来の自分への贈り物。
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■ 死を前提に生きることで、今が鮮やかになる
確実なことは、たった4つ。
1.人は必ず死ぬ
2.いつ死ぬかはわからない
3.死んだら二度と戻れない
4.今、自分は生きている
その当たり前を、当たり前にしないこと。
「生きている今」を、ちゃんと大切にすること。
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■ 尊敬される人になるということ
尊敬される人には共通点がある。
•言っていることとやっていることが一致している
•誰に対しても平等
•感謝をちゃんと口にする
•間違ったら素直に謝れる
•人の幸せを喜び、不幸に心を寄せられる
「〇〇が言うことを聞いてくれない」と感じたら、
まずは自分が“言うことを聞いてもらえるような人かどうか”を見直してみる。
完璧じゃなくても、そうありたいと願い、努力する姿勢が大切。
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■ Give up on give up(諦めるのを、諦める)
人生で大事なのは、「できるかどうか」じゃなく、「やるかどうか」。
Taker(もらう人)ではなく、Giver(与える人)になること。
「自分には何ができるだろう」と考えたら、迷わず動く。
誰かのために動くときも、「その人のため」ではなく、
**「その人の喜ぶ顔が見たい、自分のため」**と捉えたほうが、自分も相手も幸せになれる。
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最後に
他人にどう思われるかではなく、
“自分に嫌われないかどうか”を軸に生きること。
それが、この本が教えてくれた、誠実でまっすぐな生き方。
小さなことでもいい。
自分の心に正直に、誠実に、一歩ずつ前に進んでいく。
そんな毎日を重ねていけたら、それはもう、きっと立派な人生なんだと思う。
Posted by ブクログ
20250419
自分に嫌われない生き方。
自分を好きでいる。
人生でそれ以上に大切なことなどない。
ヨーロッパは義務脳ではなく権利脳。
自分にできることはすべてやった。
そう思える人生に。
すべての言葉が刺さる。
この本読んで行動しなかったら、そんな自分が嫌いになるくらい。
もう一度読もう。
始めよう。
Posted by ブクログ
ラジオで著者のお話を聞いて興味を持って購入。話と同じように明解な文章ですっと読むことができた。
子どもへの接し方にも参考になる。ノミの話と、子どもから「失敗する権利」を奪ってはいけない、は胸に刺さった。
タイトルと冒頭に惹かれました
職場の人からの何気ない一言にもういい加減振り回されずにいきたいといろいろ自己啓発の本を探していたところ、自分らしく生きたいと強く感じこの本と出会いました。今までこのような自己啓発本は最後まで読めたためしがないのですが、一気に読め、本の内容も人を気にすることなく自分らしく、いわれたことは気にしない等今の自分をみているかのようなことが書かれていて、とても気持ちが軽くなりました。残りの人生、良い方とのご縁を大事に育みながら自分らしく生きていこうと改めて感銘を受けた一冊です。
Posted by ブクログ
最高of最高!タイトルは本当よくある自己啓発的であるが中身は響く響く。自分にとって読書のテーマは出会い。運命的な本が待っている。そうそこで
私が来るのを待ってくれてる。ただ気付かずに通り過ぎてしまうこともある。今回は出会えた。
Posted by ブクログ
人生の満足度を高めるためにもっとも必要なことは、自分でわくわくするような人生の目標を設定し、それに向かって日々行動をしていくこと。
重要なのは周りから言われて設定したものではなく、自分が本当に達成したいと思うものであること。
一度目標を設定すれば、他人から嫌われたらどうしようというようなよそ見をしなくて済むようになる。その目標に向けて自分軸で集中して取り組めるようになるから。
その積み重ねによって、自分自身の肯定感が高まることで、自分を好きになれる。
自分を大事にできることで、周りにも親切にできるようになる。
自分で実際に行動せずに、他人のやることにいちゃもんをつけてしまうのは、自分が本当にやりたいと思うことを見つけられていない証拠。自分がやりたいことがあれば、そのような暇はないはず。
Posted by ブクログ
難しい。自分に嫌われないように生きる、他人には嫌われてもいい?自分に嫌われないようにということは、自分に対する期待、理想が高いと結局はしんどいのかなと思った。自分の大切な人、関わる人が笑顔でいてほしいと思う、笑顔でいてくれると自分も幸せになる。でもなかなか上手く付き合っていけない人もいて、どうしたらそこに向き合ったらいいのかまだ私には分からない、、自分を嫌いにならないかとは別で、自分を大切にできる余裕を持つために、この人が笑顔だと幸せだから何かできないかな、あの人は別にいいや向き合うと疲れるから、みたいな線引きが必要ってことなのか
Posted by ブクログ
今の自分にぴったりの本だった。
綺麗事だと思っていた言葉も
すっと入ってきて、これをすればいいんだっていう
道筋ができた感じ。
不安に押しつぶされそうだったけど
救われた気がする。
Posted by ブクログ
読みやすくわかりやすい。自分野ことを好きじゃない人は何かヒントがあるかも。
・人に倒れてこそ「自立」、人に頼れないのは「孤立」。
・お金を貯めておくこと 以上に、いざというときに頼れる、信頼関係を築いている人がいることの方が大切だと思っています。
・やった後悔は、直後は考えるけど、時間が解決してくれるし、やっと自分なら誇りに思えます。やらなかった後悔は、直後は気づかないけど、時間が経つにつれて大きくなっていきます。
Posted by ブクログ
「自分に嫌われない」とは一体どういうことだろう…
今の自分は確かに「他人に嫌われない」方を意識している気がするけれど、かと言って自分の事がそんなに嫌いでも無いような、はっきりしないぼんやりした感じです。
ただこの本の中で引っ掛かった部分をこれからの生活に取り入れていけば、もっと自分の事を好きになれるのは間違いないと感じました。
Posted by ブクログ
イギリスでは正解のない問題ばかり問い続けられるそうだ。日本はその逆で、大人が決めた正解を探しているということに強く共感した。
自分自身何かにぶつかったり困ったときに、正解を探して不安な気持ちになったことを思い出した。
自分で決めること、決めた道を正解にする努力をすることが大事。
「自分で決める」ことをすると、自己肯定感(自尊感情)が高まります。自己肯定感は、自分で決めた(選んだ)数だけ高まる。
著者は、今の日本は挑戦の難易度が高いように感じる、イギリスだと何かに挑戦しているだけで、劇的に褒められるそう。
たしかに、自分は何もせず、安全地帯からムリだよ。とか失敗したら、ほら見ろという人間って多いなと思う。自分もそうならないように、人にケチをつけるなら自分が行動するようにしていきたい。
子供への接し方について
大人が勝手に、まだ早いと決めつけたり、子供扱いすることによって、失敗する権利や自分で考え、自分で決める権利などを奪っている。
主体性がなく、他力本願な大人になる。
子供を信じる力が試される。そもそも、大人自身が自分を信じれられていない。
子供がもうすぐ生まれるので、自分自身を信じて子供と一人前の人間として向き合っていきたい。
経験こそが人生を豊かにする。
自分の課題と他人の課題を分けて考える。
本書でも出てきていたが、Die With Zeroの内容や、嫌われない勇気のアドラーの考えと被る内容があった。
Posted by ブクログ
他人にどう見られるかよりも「自分が自分をどう扱うか」に焦点を当てた自己啓発書。人と比べて落ち込んだり、完璧を求めて疲れたりする心のクセをやさしくほどき、まず自分に寄り添う方法を示している。自己肯定感を押しつけず、日常で試せる工夫が多いのが魅力の一冊。