あらすじ
百年に一度、滅びの未来を回避するために行われる皇帝選。そこでは数多の皇帝候補が聖女と誓約し、皇帝の座を競う。ベルニア聖爵家の長女・シルヴィアは、初代聖女の末裔にもかかわらず、魔力がないことから、家族と領民からも虐げられていた。しかし聖女聖誕の夜、聖女の資格がないはずなのに、なぜか聖眼が宿ってしまう。「実験材料になる!」とシルヴィアは密かに家を飛び出し、死ぬ物狂いで逃げたその時、運命と呼ぶべき出会いを果たすが…!? オレンジ文庫の大人気小説が、待望のコミカライズ!
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匿名
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主人公のシルヴィアはベルニア聖爵家の令嬢であるのだがこの家に生まれた令嬢であれば有している魔力を持ち合わせていないことから家族からも領民からもひどい扱いを受けていた。
いつかここから脱出してやるんだという気持ちから銀貨を拾い集めていたシルヴィアはある日魔力のない自分の目から聖眼が発動していることに気づきこのままでは実験動物として利用されてしまう危険性があると感じ逃走。
そこに居合わせた男性に助けてもらうがなんと彼は妖魔だった。
しかもその妖魔であるルワルカロシュは妖魔でありながら皇帝選に出るために聖眼を発動したシルヴィアに契約を持ち掛ける。
そもそもルワルカロシュが皇帝選に出ようとしているのはこの国において重要とされる妖魔皇の心臓が盗まれたらしくそれを探してほしいという依頼を受けたからで…。