あらすじ
百年に一度、滅びの未来を回避するために行われる皇帝選。そこでは数多の皇帝候補が聖女と誓約し、皇帝の座を競う。ベルニア聖爵家の長女・シルヴィアは、初代聖女の末裔にもかかわらず、魔力がないことから、家族と領民からも虐げられていた。しかし聖女聖誕の夜、聖女の資格がないはずなのに、なぜか聖眼が宿ってしまう。「実験材料になる!」とシルヴィアは密かに家を飛び出し、死ぬ物狂いで逃げたその時、運命と呼ぶべき出会いを果たすが…!? オレンジ文庫の大人気小説が、待望のコミカライズ!
...続きを読む感情タグBEST3
匿名
3
シルヴィア・ベルニアは聖爵家の生まれであり令嬢である。
しかしこの家は国の初代聖女の末裔であるのだがシルヴィアには魔力が備わっていないことから彼女は家族からも領民からも無能扱いされてひどい生活を強いられていた。
いつかこの領地から脱出するというつもりでいたシルヴィアはある日自分の目が聖眼を発動していることに気づく。
聖眼の発動には魔力が必要なのに魔力を持ち合わせていない自分がそれを持っていると気づかれたら実験動物扱いされると危機感を抱いたいシルヴィアは通りがかった男の人に助けられる。
彼は皇帝の配下から依頼されてあることを調べていた妖魔のルワルカロシュといい聖眼を発動したシルヴィアがそれを自力で隠すことができるようにするために契約を結ばないかと言ってきて…。