【感想・ネタバレ】怪談売りは笑うのレビュー

あらすじ

ライターの藤崎俊一はある男を追っていた。その男――怪談売りは、どこからともなく現れては『怪談あります』というのぼりを立て、路上販売の格好をしているという。古本の形をした商品は、怪談そのもの。買えばそこに書かれた怪異に見舞われ、売れば見舞われなくなるので、様々な事情を抱えた者たちが夜な夜な彼のもとを訪れる。彼はいったい何者なのか、その目的とは――。人間の闇と欲望に切り込む、一話完結の人間ドラマ!

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Posted by ブクログ

序 怪談を売る男/精螻蛄の書/餓鬼の書/雲外鏡の書/
文車妖妃の書

怪談を売る?買いもするみたい……
怪異から逃れたい……
怪異を利用したい??

怪談を売り買いする男と、追いかける男
不思議な世界に迷い込む

読み終わったら台所に戻って行きましょうか

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2025年01月20日

Posted by ブクログ

怪談を欲する、又は怪談に見舞われている人の前にだけ現れる『怪談売り』
その都市伝説を追うオカルトライター。
怪談と事件を併せ持つ数話から、二人の間に因縁めいたものも垣間見え、最終話は悲しくも優しい物語で終幕。
綺麗な1巻読み切りで、とても良かった。

幽霊ではなく妖怪オカルト、因果応報ありで地味に恐い、そして二人は永劫寄り添わないから、怪談売りの寂寥感が強くて切なく、私にとって印象深い作品になりました。

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2025年01月07日

Posted by ブクログ

都市伝説のような「怪談売り」を追うライターの藤崎は決して「怪談売り」に出会えない。
「怪談売り」に出会えた人たちは古本のように怪談を売ったり買ったり、様々な事情を抱え救われる。
ラストに向け意外な展開にあっという間に読み終えた。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

どこからともなく現れる怪談売り。彼の扱う古本の形をした商品を買えばそこに書かれた怪異に見舞われ、売れば見舞われなくなる。彼の目的は?そして何者なのか?怪異の売買って怖っと思ったけれど彼の元を訪れる人々のそれぞれの物語もあり怪異より人間の欲深さの方が怖かったり。怪談売りを追っているライターとの関係に温かいものを感じたりと楽しめた。

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2024年11月04日

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