【感想・ネタバレ】対になる人のレビュー

あらすじ

はじめて彼女を殺したのは母親だった。小学2年生の彼女を絶望的にまで殺し尽くしたのは教諭である鈴木による性的虐待だった。鈴木先生は6人の彼女を生みだすきっかけとなった。17歳のときに彼女を犯し、完全に殺したのは水原君と10人の仲間たちだった。そのとき新たに2人、あるいはさらに多数の彼女が生まれた…。札幌に引っ越した小説家の菱沼は、クラブで心に50の人格を宿す解離性同一性障害の紫織と出会う。DV被害にあう女に手を差し伸べた男は、信じられないほど壮絶な彼女の過去を知ることに……。圧倒的な生々しさで描かれる迫真のサイコスリラー。

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Posted by ブクログ

50もの人格を持つ女性の話。
サイコスリラーにジャンル分けされているとの事だが狂人が登場する訳ではないので、
私が思うサイコスリラーではないなぁと言う印象。

中盤まではテンポよく読み進めていたのだが
残りあと数十ページのところでいきなりペースダウン。
会話のある部分、ある言葉がどうしても生理的に受け付けられず
そのワードが出てくる度に本を読むのを中断していた感じ。

花村萬月が書く本は気持ち悪いものが多いと分かっているのに
何故か読んでしまう。不思議。

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2025年06月21日

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