あらすじ
初夜が終わった後に「君を愛することはない」ですって!?
それなら、好きにさせていただきます!
貧乏伯爵令嬢のアナベルは、侯爵子息のブライアンから熱烈なプロポーズを受け、誰もが羨む幸せな結婚をした……はずだった。
優しかったブライアンは初夜を終えた途端「君を愛することはない」と豹変する。アナベルは愛人の隠れ蓑として選ばれた「お飾りの妻」だったのだ!
初夜を終え、白い結婚でもなく、離縁もできない。社交も制限され、気力をなくしていくアナベル。
しかし、唯一誰にも邪魔されない趣味として始めた美術鑑賞や演劇鑑賞に癒され、徐々に明るさを取り戻していって――。
いつのまにか夫の存在も忘れ、悠々自適で趣味三昧なスローライフを満喫するように!?
感情タグBEST3
匿名
アナベルちゃん幸せになれ
あんな男とずっと暮らすなんてひどいわ。どこまでも計算して、にげられないようにするなんて。あんな人の価値も分からない、人でなしのバカの詐欺師サイテー!
自分磨きを徹底して、やったわね。自分に自信持っていいんだから。
これからは自分の幸せ掴んでね。逃げ切れておめでとう。
愛人の隠れ蓑として結婚したものの夫に君を愛することはないと宣言される話はよくある話、初夜は普通に終わるという夫の酷さ。
本人は次第に趣味に才能を発揮し始める。
最終的には夫はざまあされ、ヒロインは身分・経済的にも補償される。最後はハッピーエンドと言えるんだろうけど、少し割り切れなさが残りました。
アナベルが可哀想。
自分の家を守る為に、夫の暴力にも、暴言にも、耐え続ける。
公爵と、夫人が、まともな人で良かった。
でも、最後に、幸せの予感。
幸せになって欲しい。