あらすじ
福永さんは過酷な状況を自ら作り、楽しんでいる。
それは成功するための唯一の条件だ。-編集者・実業家 箕輪厚介氏、推薦!
ベストセラー『日本一稼ぐ弁護士の仕事術』著者、初の自伝的ビジネス書!
最高年収10億円、東電から約150億円を回収、震災被災者支援、ひとり親支援、誹謗中傷被害者救済、アパート32棟を無借金で保有、エベレスト2回登頂、世界七大陸最高峰登頂、約180か国放浪、世界のミシュラン三つ星145店制覇、「M-1グランプリ」出場、飲食店経営、モデル事務所経営、プロ麻雀研修生合格、作家デビュー、MENSA、都知事選出馬…etc.
なぜ、どんなに困難な状況でも挑戦を楽しめるのか?
……その仕事術、時間術、マインド術を、すべて公開!
『日本一稼ぐ弁護士の仕事術』は「べき論」のような
僕の意見や考えを普遍的にお話しすることを中心とする本であった。
今回はなるべく事実、エピソードを多く記載するように努めた。
最もお伝えしたいことは、仕事もプライベートも
全ては人生における楽しみや幸せを感じられることを増やすための
手段に過ぎないということだ。
最も大切なのは「幸せ」を「成す」という意味で「成幸」ではないかと思う。
僕はこの「成幸」を常に意識して大切にしてきたので、
僕が様々なことに挑戦していく過程で、結局は楽しんで、面白いと感じ、
幸せを享受していることをお話ししていきたいと思う。(「はじめに」より)
24歳までフリーターだった私が圧倒的な成果を出せた理由
●仕事の対価は報酬と経験である
●24時間仕事をしていても楽しめるマインドセットをする
●お金を稼ぐことより自分のやりたいことを大切にする
●知らない多数の人の意見ではなく、信頼できて実績のある一人の意見を大切にすべし
●無理やり行動し続けていると、やる気が出てきて、フットワークがどんどん軽くなっていく
●忙しいと言わず、スピードと量を常に最重要視する
●現実化していないリスクのことは考えない
●自分の、自分による、自分のための人生を大切にする
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
仕事の対価とは、報酬だけではなく経験でもある
どれだけ積極的に仕事をしても報酬は変わらないとしても、経験としての対価を人より多く受け取ることができる。また、それだけ深く携わることで、やりがい、思い出、楽しみ、人格形成にも資する。
プロスポーツ選手なら、多少の故障はあっても隠してプレーするはず。他の仕事はどうか、堂々と体調不良を宣言したり、早めに休息を取ろうと考えていないだろうか。一丁前にプロ面をする以上弱音を吐いてはいけない。
「忙しい」という言葉は使わない。意地でも。
ハードワークは全ての成功のために絶対的に必要不可欠な要素であるが、大切なのは、それを大変と思わずに当然のようにこなせるマインドセット、メンタリティ、基礎体力を身につけること。小さい踏ん張りの積み重ねが大事。
専門性ももちろん大事だが、誰よりも作業が早い、誰よりも丁寧、誰よりも下調べをして打ち合わせに臨む、誰よりも依頼者と感情を共有するなどでも喜んでもらえるんだと。
楽しみを先送りしない習慣は、今に最大限熱中する生き方につながるのだ。
行動力、スピード、覚悟を圧倒的に打ち抜けられれば、誰にも負けない強い武器になる。
大きな経験や思い出を作るのであれば、若い方がいい。
そのほうが、少しでも元気だし、感性も豊かだし、得た経験をその後の人生に長く活かすこともできる。経験には福利の働きがある。つまり、一度経験したことは今後の人生に役に立つため、年月と共に経験したことの価値が膨らんでいくのだ。だからこそ。将来何かをしたいという願望を口にすることになんの意味もない。今すぐする、あるいはせめて1年以内にするといった具体的な目標をたて、実際にそれを達成していってこそ、一度きりの人生を本当に豊かで彩りあるものにできるのではないだろうか。
どれだけ客観的に厳しい状況であっても、それが覚悟の想定の範囲内に収まっている限りはさほど辛いとも大変なことだとも感じなくなる。