【感想・ネタバレ】共感バカのレビュー

あらすじ

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日本をダメにする共感バカの正体!
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現代社会では絶対善とされる共感能力。
世間には共感を促す声が溢れ、賛同しない者には、
息苦しさや社会的な制裁が与えられている。
「共感」は肉食獣のような力を持たない人類にとって、
生存・進化の原動力になった。
他者を思いやることで私たちは進化し、繁栄を築いてきたのだ。
一方、戦争をはじめ、人類史における大きな災厄が
過剰な共感からもたらされたのも事実だ。
太平洋戦争時の日本社会などは、その最たるものであろう。
本書では、テレビでもおなじみの生物学者が、
現代社会に溢れる「共感」に警鐘を鳴らす。
もはや国家が国民を守ってくれない時代、
個人が強く生きるための思考を伝授する。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ほんまでっかTVでお馴染みの池田先生の本。
共感には認識的共感と情動的共感がある。問題なのは共感が行き過ぎれば排除につながるという点。戦争や宗教のアジデーターやSNSにそれは現れている。故に共感バカになってはいけない。それが本当なのか立ち止まる習慣が必要。和をもって尊しの日本人の危険度は高い。アメリカも極端な共感バカに進んでいて、弱者を切り捨てる方向に向かっている。大丈夫か?この世界は。

1
2025年04月16日

Posted by ブクログ

何でもかんでも反射的に感動したりするな。共感の裏側にある排他性に気をつけよ。
感性の近い人には考えて接せよ。異質と思う人にこそ共感性を発揮せよ。

そんな本。池田先生の言いたいことが書いてあるが、もう少しご本人の専門分野生物学で書いてほしいところ。

エッセイのような本。

1
2024年11月21日

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