【感想・ネタバレ】親の家が空き家になりましたのレビュー

あらすじ

決して他人事ではない「空き家問題」。
「家」をめぐる家族の物語!

50代の主婦・瞳は兵庫県のマンションで夫の一郎と
二人で暮らしていたが、母の京子が入院したことをきっかけに、
同居を始める。

母が急死したことで空き家になった実家、相続などの
家族の問題に直面することに。
母の遺言状で兄姉との間に亀裂が入る中、
瞳は実家の整理や売却の準備を進めていくが―ー。

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Posted by ブクログ

実家って、一旦出てしまうと、戻って生活するって選択肢は自分にも無かった。と、言うことは、こういう状況になるわけだ。

役に立ちました。残された者たちが仲良く出来たら良いな。

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2024年12月22日

Posted by ブクログ

最後は熱いものが込み上げてきた
空き家はどんどん増えるだろうな
国の相続税対策に問題があると思う
誰だって自分や家族の思い出が詰まった家を手放したり壊したりしたくは無いはず
でもそうしないとならない相続の問題があるのも現実
誰もが幸せになる解決法があればいいけど

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

関西弁のせいか、ほんとにきついお兄さんとお姉さんだなぁと思って…
お母さん亡くなった後で、最後に一緒に暮らした末っ子に、よくあんなに意地悪が言えるものだと‼️‼️
何を隠そう、わたしは、姉と兄がいる末っ子なんだよーん。

いや、何はともあれ、空き家問題、大変です。

最後は、めでたしめでたし…で良かった。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

良好な関係が築けていた親子、きょうだいでも相続となると面倒な事になんるだと知った。後回しにしていてもいつかは向き合わないといけない問題に少し前向きになれた

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2025年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近話題の空き家問題をめぐる小説。

親の死がきっかけに始まる空き家問題、相続問題で兄姉に振り回される主人公がかわいそうで、読んでて辛かったわ。いいように使われてる気がしてさー。
兄も姉もそれぞれ事情があり一生懸命生きてる、的な描写があるにはあったけど、それにしも、瞳、ひとりで頑張りすぎだよ!

空き家問題をちょっとは知れたかな。
自分の身に降りかからないと、切実に向き合わないもんね。
〈実家が空き家〉はもちろん、〈隣近所が空き家で荒れてきた〉問題も深刻よね。
〈隣近所にゴミ屋敷がある〉ってのもね。
自治体、がんばれ!

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2025年04月01日

Posted by ブクログ

いつかそんな日がくるな。使いたい人にうまく手渡せるといいな。確かに、どの土地に引っ越しても空き家を見かけることが多い気がする。活用できればいいのにね。

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2025年02月18日

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実家の空き家をどうしたら良いか?
現在良く話題となる実家じまいの話であった
きょうだいで協力し合い行う事が出来るのが理想だが、思うようにいかない
お母さんの残した『良かった帳』を参考に私も書いてみようと思った

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2024年12月24日

Posted by ブクログ

50代の主婦・佐々木瞳は娘の結婚後、夫とマンションで2人で暮らしていたが、ひとり暮らしの母親の怪我以降、同居することになる。
その後母親が亡くなり、空き家になった実家や相続のことなどいろいろと問題が出てくる。
滅多に集まることのなかった兄や姉たちとの話し合いも進まず…さてどうなるのか。

まずは相続の問題もあるのだが、空き家をそのままにしておくのは、周りの迷惑にもなる。
もちろん売却できれば良いのだが、古い家でも解体費用は嵩むし、更地にしても必ず売れるのか…とか販売会社に買い取ってもらうのかとかいろいろ考えてしまう。
不用品引き取りや解体など、ひとつずつ信頼できる業者に依頼すれば事はすむのだが、誰がやるのか?など兄弟姉妹がいるとなかなか進まないだろう。

瞳の友だち・和江の空き家マルシェの提案も良いなぁと思った。
1人では無理なことも誰かの口添えで良い結果に結びつくこともある。


親の家のこともあるが、これからの我が家のことも考えておく必要があるだろうと思った。



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2024年12月18日

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何かで紹介されていた。

両親が亡くなって空き家になった実家をどうするか、兄弟や家族を巻き込んで解決していく、という内容。

とてもリアルで、どこにでもありそうな話だった。自分勝手な兄弟にいろいろ押し付けられているところも実際ありそう、と思った。
本当に親が元気なうちにやるべきことを調べて、話し合っておかないと、と改めて思った。
それにしても字が大きいので、もっと詰めればこんなに厚い本にならないのに、と思った。

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2024年11月09日

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ネタバレ

父が亡くなり、子供たちは家を出てそれぞれに家庭があり、母親のみが暮らしていたが、身体の不調をきっかけに主人公・(娘)瞳の世話になる。(割と元気なうちに亡くなってしまったので、そこまで介護はなかった)生きているうちに遺産分与に関する遺言書を直筆で書き、瞳に託す。
死後、開封してみると瞳1/2、瞳の兄と姉に1/4ずつ、などの記載があり。遺産相続人は瞳が指名されていたので、家の売却などは瞳が行うことに。

瞳が母さんに書いてもらったんじゃないの?相続人全員の同意があれば遺言書通りじゃなくてもいいらしいじゃん?などと、嫌味な言い方をする姉。
最後に面倒をみたことや、売却や税金などの手続きを瞳がするということでそれ以上揉めることはなくて良かった。

姉は、兄と私は苦労したのに、瞳は大人の言う通りになあなあで過ごしてきて苦労をしてないからイラつくらしく、登場する度に主人公に嫌なことを言う。化粧品メーカー勤務。瞳の知らない、姉と母親との思い出語りがいくつかあり、そこはほっこりする。
兄は東京に住んでいるのもあり、実家に顔を出すことがあまりできない。しかし登場する度に具体的なアドバイスをしてきて、自分で調べてさっさとやれよな、と言う。幼少期は病弱で、母親に面倒をみてもらった思い出。

いよいよ売ることになり何件かに見積もりを出してもらうも、金額の差が激しい。数ヶ月で売れると触れ込んで、いつまでも月額の管理費だけ踏んだくる悪徳業者も少なくないらしい。(管理費の振込だけやめてみても、その後何の連絡も寄越さない)

空き家の定期巡回サービスや、火災保険の問題、生い茂った雑草など隣家に被害が起こることがあったり、空き家ゆえに柄の悪い人間が入り浸ったり野良猫が入り込む問題、今は法律が変わり名義人死亡と共に新たな名義人を登録しないと罰金が発生するらしいが今まではそうゆうものはなかったので面倒ゆえに名義人が死亡者のままであり、現状連絡をとることが困難な物件が山ほどあるらしい。
空き家問題は深刻だし、本編のようにいざとなるとバタバタするだろうな〜と思うところはあったが、話としての面白さは微妙だった。

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2025年08月04日

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身内の諍いは身につまされた。実家の相続と空き家の処理に関しての話しがとても為になった。実際に長年空き家になってる所と、すぐに更地になり新築に変わる所があり、どうしてなのかと思っていたので参考になった。

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

自分にもいつかやらなきゃいけないことなので    置き換えて読んでみた
家族、兄弟と喧嘩しないように進められたら良いなと思った

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2025年03月21日

Posted by ブクログ

未だに解決してない私自身の空き家問題
主人公の兄や姉の無神経な言葉に自分のことのように憤りながら読み進めた
手を差し伸べてくれる人達に助けられ
問題を解決して行く
経済的な事を考えれば早急にだが
心がついていかない辛さをどう消化して行くか
たくさん同じように悩んでる人
解決策の糸口見つかるかもしれません

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2025年03月15日

Posted by ブクログ

初の作家さん
興味あるタイトルに惹かれて読んでみました。
大きな出来事があるわけでもなくでも普通に共感できる事もありすらすらと楽しめました。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

空き家問題は、これから誰もが直面するかもしれないことなので、自分に置き換えて考えてしまいましたが、お話は、読みやすい本でした

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2024年12月14日

Posted by ブクログ

実家をきっかけ家族との思い出せる小説。
そして、終活の本当の意味を知れる気がします。

兵庫県を舞台にしていたので、親近感があってよかったです。
また、実際にある団体やお店などあり訪れたくなる魅力がありました。

今の日本は空き家が増えている。
その状況での困難や活用方法など模索している感じがあります。

今の空き家の現状を知りたい人や家の処分に悩んでいる方にはいい小説だと思います。

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2024年11月21日

Posted by ブクログ

なにかと問題になっていますが、全国に空き家って900万戸もあるんですね。帯を見て驚きました。私の実家もその一つです。気持ちの整理をつけられるかもと思い、手に取りました。

遺言執行者として、兄姉たちの勝手な言い分に腹を立てながらも頑張る瞳を、応援する気持ちで読み進めました。

今年(2024年)、相続登記が義務化され、空き家の状況が少しは変わっていくのでは、と思います。親の家のことはもちろん、自分の家のこともきちんとしておかねばと思いました。

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2024年11月18日

Posted by ブクログ

実家の家を処分する過程で、亡き両親、残ったきょうだいと対話しながら、様々な感情と向き合い、遂に解体売却となった。
相続や空家問題に向き合えず先延ばし中の人の背中を優しく押してくれる。

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2024年10月26日

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