【感想・ネタバレ】人類1万年の歩みに学ぶ 平和道(インターナショナル新書)のレビュー

あらすじ

人類はどのように平和を希求し、その可能性を探ってきたのか。非攻と兼愛を説いた墨子、国際法の父グロティウスの生命尊重、哲学者カントが夢見た永遠平和、軍人作家ユンガーの平和論、原子爆弾を可能にした科学者ハーンの苦悩、日本史のなかの平和志向……。ノンフィクション作家の著者がキュレーターとなり、古今東西、平和実現のための数々の試みをつなぎ合わせ、現代人に求められる“平和道”を提示する。

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Posted by ブクログ

平和を探究してきた古今東西の作家、哲学者、思想家、科学者などの事例を丹念に積み上げながら、平和であるために何が必要なのかを炙り出していく。作者は一介のフリーライターだが、その知識の広さと深さにただただ脱帽するしかない。分野横断的な知識の旅は、学者などではなくこの作者でないと書けない内容に思える。世界の見方の解像度が上がる書。ぜひ、オススメしたい

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2024年06月20日

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