【感想・ネタバレ】中国古典の名言に学ぶ 勝つためにリーダーは何をなすべきかのレビュー

あらすじ

「孫子」「韓非子」「孟子」「老子」「史記」「十八史略」「三国志」――。中国古典には現代に十分通用する戦略・戦術のすべてがつまっている。本書は、リーダーが勝つための条件として、(1)先見力を磨く(2)戦略を立てる(3)決断を誤らない(4)逆境を乗り切る(5)志を全うする(6)過失を遠ざける、の6ポイントをあげ、著者ならではの名言・名句の読み下し、さらにはその現代語解釈を取り上げながら、その言葉の奥にあるリーダーのための帝王学を探り出し、読者にわかりやすく説く。不安な時代を生き抜くうえで、企業経営者は物事の本質がついつい見えなくなってしまう。走りつづけていないと死んでしまうのではないかという切迫感をもってしまう。しかしだからこそ、むやみに迷走するのではなく、一度踏みとどまって今何をなすべきなのかを考え、間違いない道をみつけていかなければならない。企業倫理が厳しく問われるなかで先人の残してくれた立派な伝統に学ぶものは多い。

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Posted by ブクログ

日本の先人が読んでいた中国古典を再度評価してみようという内容。

六章に別れているが、最終章の「過失を遠ざける」が目新しく感じられた。

しかし、三国志の劉備の能力は劣っていたが、人間力が優れていたという点が再認識できた。

私もこのような人間になりたい。

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2010年11月28日

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