【感想・ネタバレ】流転 越境捜査のレビュー

あらすじ

神奈川県警の宮野が横浜で偶然見かけたのは12年前の富豪一家殺人事件で指名手配されるも、20億円の資産とともに海外逃亡したとされる男だった。捜査をはじめた警視庁の鷺沼たちだったが、その矢先、指名手配の男が突如、飛び降り自殺を図る。一命を取り留めた男の容態を気にしながら調べを進めていくと、男の背後に半グレ、闇金女王、中国人殺し屋など裏社会の人間が関わっていることがわかってくる。富豪一家殺人事件の真相とは!? そして本物の巨悪の正体とは!? 2021年に惜しまれながらも世を去った著者による大人気警察小説シリーズ、ついに完結!

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Posted by ブクログ

神奈川県警の宮野が海外逃亡中の指名手配犯、木津を見つけた。12年前の奥多摩一家惨殺事件の教唆犯である。元銀行員の木津は、資産家の沼田氏を中国人2人に殺害させ、その口座から20億もの預金を不正に入手した疑いである。警視庁捜査1課の鷺沼は宮野にたきつけられ、潜伏していると思しきマンションの管理会社の中村部長を訪ねたが、この中村も胡散臭い。
木津を匿う中村も犯行に関わっているとみていつものタスクフォースを招集し、情報収集しているときに木津が飛び降り自殺を図る。
昭和初期の沼田家中村家の因縁と中国系半グレ河田も登場し、中村を追い詰め、経済的制裁を加える目的のタスクフォースが活躍する。

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2025年12月08日

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