あらすじ
移住の夢をかなえたら、「くらし」が私を待っていた! 北欧好きをこじらせた著者が、フィンランド式スタイル、考え方を学びながら、自分らしい生き方を見つけていくコミックエッセイ。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
漫画形式で読みやすいのにフィンランドの人が大切にしていることから、日本人として学ぶことが多い。
時々読み返したい一冊。
chikaさんのエッセイ好きだなぁ。
Posted by ブクログ
とてもよかったです!
chikaさん描くマンガは、
あたたかくて可愛らしいです。
フィンランドの人たちの暮らし方も素敵です。
日本人は相づちが多すぎる、
たしかにそうかも…!
日本人にとって、完全に無言で話を聞くことは難しいかもしれません。でも、話し手の心に寄り添った聴き方をしたいなと思いました。
ほかにも見習いたいエピソードがたくさんありました。
特に、孤独に関する考え方がふたつあるのが良かったです。
ソリチュードと、ロンリネス。
積極的にひとりになって、思う存分くつろぐのって大事ですね。
また、ある人がおっしゃっていた、
渋滞に関する考え方が素敵でした。
ぜひ、読んでお確かめになってください!
Posted by ブクログ
⬛︎ 自分だけの特別な空の色
chikaさんの著書は好きで北欧こじらせ日記シリーズから拝読しています。日本とは異なるフィンランドの文化、国民性、考え方などがほんわかした絵柄で表現されておりとても読みやすく、面白いです。
今回印象的だったのは「人との心地よい距離感の保ち方」の話と「属人的なことをなくすための意識」。
どちらも、今の私の悩み、実家との距離感(帰省に前向きではないが帰省しないといけないこと)や仕事(属人業務に囚われていること)…とリンクする部分が多く心に響きました。
フィンランド人は、自分が心地よくいられるための環境を作るにはどうしたらよいかを常に考えている芯のある人たちが多いのかな、と感じました。
Posted by ブクログ
たぶん私も、ひとり暮らしをしたら家具が選べない。
こだわりがないといえばそれまでだけど、それは自分自身ととことん向き合っていないということなのかも。
同調圧力があったり、空気を読むのを良しとする文化で育ってきたことの弊害かもしれないと、この本を読んで気づいた。
自分がどう暮らしたいのか、というのはつまり、自分はどう生きたいのか、ということなのだ。
ていねいな暮らし、とやらに憧れる気持ちはあるけれど、日々の生活はまるで何かに追われるように、また年々衰えゆく体力を言い訳に、見て見ぬふりでやり過ごすことが多く、こころのどこかに罪悪感がある。
まずは「ていねいに自分と向き合うこと」から始めたい。
Posted by ブクログ
chikaさんの本は既刊は全て読んでいるけれど、今回も読んでいてフィンランドに行ってみたい気持ちになる優しい本でした。
海外生活の良い部分だけでなく、悩みながらも自分らしい暮らしを模索して、一歩一歩着実に夢を叶えているchikaさんはとても素敵です。
一人一人に自分らしい暮らしがある、そんなことを当たり前ですが、改めて感じることのできたほんでした。
Posted by ブクログ
この人の本はフィンランドに興味を持たせてくれる!もちろん大変な部分もあるけれど、それを踏まえても自分としては心地よさそうなお国柄。今回インテリア系が載っていてワクワク。
Posted by ブクログ
移住後に見えてきた、フィンランドの暮らし。
コミュニケーションの取り方や、働き方、日々の過ごし方も、日本とはずいぶん異なる。
お酒を買いにはるばるエストニアまで赴く風潮のことは別の著書で読んで知っていたけれど、そうした人たちが「polo(トナカイ)」って呼ばれているの可愛くて好き。
"相槌"については、何度読んでもちょっと構えてしまう。人と会話するとただでさえ沈黙を恐れるタイプで、無意味な相槌を何回も打ってしまうので今度からちょっと意識して減らしてみよう。
フィンランド人のものの考え方にとても憧れてるし、自分がくつろげるのもそっちだと確信してはいるけれど、でもわりと骨の髄まで日本に染まってるんだろうな。
北欧展に行ったとき、やたらとオシャレで種類豊富にリフレクターが売られているなぁと思ってたけど、それは暗くて寒くて長い冬を楽しむための工夫だったんだと気付けた。
日本では交通安全のために子どもに持たせるもの、といった印象だったから、見え方が変わった。
ヘルシーやソリチュード、ビロング、エンプティネスなど、捉え方しだいで心がふっと軽くなるような言葉も、きっとそういうところから育まれれたもので、改めてフィンランドって素敵な国だなと思った。
暮らしがテーマの本書では、chikaさんの新居でのお部屋づくりなども載っている。
快適な空間を演出するためのアドバイスの数々は、インテリアに悩むことが多い私にしてもとても参考になった!
中でも、「照明を持つということは、その数だけ部屋の中に『小さな空間』を作ること。主照明のほかに、デスクランプ、フロアランプ、そしてベッドサイドランプがあると、それぞれに『理由のある空間』ができますよ」という考え方にうっとり。
紹介されているちょっとしたコツを取り入れながら、この東京のせっまい部屋に北欧テイストを取り入れていきた。
それにしても、chikaさんいつの間にか寿司レストラン倒産して在宅ワーカーに転身しててびっくりした。
作家業で生計を立ててフィンランドに暮らしているのだろうか。夢で夢を叶えるなんてすごすぎる。
Posted by ブクログ
日本とは全く違うフィンランドの方とのコミュニケーション、働き方、生活の仕方が学べて勉強になりました。
私は完璧主義で、こうあるべきが強くて、それで結局自分を苦しめたりしてきたから、何事ももっと自由でいいんだな~って心が楽になりました。日本人には日本人の良さがあるけど、それとはまた違う感性に触れられて楽しいし、私も、ソリチュード(積極的な孤独)を楽しもうと思います。
そして、インテリアアドバイザーさんのアドバイスがとても参考になりました。chikaさんのお部屋がますますステキになられていました
Posted by ブクログ
フィンランドの環境や国民性の美点を伝えるのと同時に、筆者の繊細な心の機微に共感した。エンプティネスを楽しむ、無闇に踏み込まない距離で見守る、自分の心地よさは何かを知っている等、個人主義の時代に生きる人々が求められていることだと思う。
Posted by ブクログ
予想を超えて良かった。
本を開いた時は、
イラストか〜。北欧の写真少ないのか〜
と思っていたけど、フィンランドの人の思想みたいなのが知れて良かった。
自分を大切に、心地よい環境を作るために
人との適切な距離を取ることとか
素敵な思想だと思った。
起きている現実をネガティブなものとして捉えるのではなく、前向きに今を楽しむ思考回路になっているところを真似したい。
真似したいところの具体例は
ソリチュード(積極的な孤独)を楽しむ
生涯学習が身近
倒産した友達に言った言葉:エンプティネス(何もしない空っぽな時間)を楽しむ。そんな時間を人生の中で持つことは幸せ。
みたいな。
私は1人でいる時間が長いけど、主体的に楽しめているかというと違うし、
学習も義務のようにやってる。
もっと自分で選んで、楽しいと思える時間を増やしたいな。
Posted by ブクログ
chikaさんの考え方、生き方、人とのつながりを大事にしているところが大好き。
フィンランドのレストランで情報共有力がすごいことに驚き。その背景には「属人的なこと」をなくしていくということがある。一人ひとりのプロフェッショナルさは大切だけど、その人がいないと回らない職場にしない事は、ヘルシーのチームを作る上で大切と言う理念がある。時間に余裕があるうちに「みんなができる」状態まで効率化するのが、生きるのを楽にするコツ。
「僕にとって1番大切なのは『自分の人生の時間』なんだと強く思った」と言う同僚が取ったのは、ゼロコントラクト(固定の労働時間がなく、必要に応じて雇用される労働形態)。私も5年後に、労働形態を変えて、週休3日にする予定。
Posted by ブクログ
内容は移住直後、困惑したり、納得したりした5つの分野に分けて、漫画で書かれていて、この作品も独自な北欧を感じ取ることができます。
その内容が以下のようになっています。
LESSON 1 COMMUNICATION ……言葉にすること、余白を持つこと フィンランド人のコミュニケーション術
LESSON 2 WORK&CAREER ……自分らしい働き方とキャリア観
LESSON 3 CULTURE&NATURE ……自然や文化を知り楽しむ
LESSON 4 TIPS TO HAPPINESS ……心地よく暮らすための秘訣
LESSON 5 INTERIOR COORDINATION ……フィンランド風部屋づくりを学ぶ
私がなるほどと感心した視点は
「静かに聞くこと」相槌の多さは話し手には邪魔になる。
フィンランドの柔軟な働き方。
根底に無駄を削ぎ落とし、シンプルに。
エンプティネス「空っぽ」の時間を持ち、楽しむ姿勢。
加えて、最近流行りの北欧インテリアでは、大型家具はシンプルに、小物で大胆に色を楽しむ」が基本。小さいことですが、キッチンのポイント「物を直置きしない」というのもなるほどと感心しました。
コミックなのであっという間に読めました。今後私の生活にどれだけ応用していけるかが重要です。ものだけでなく、よき考え方は取り入れていきたいです。
Posted by ブクログ
フィンランドでのリアルな暮らし、他の国の方のいろんな考え方が見れるエッセイでした。その暮らし方や考え方が「そういう考え方があったのか!」と新しい発見になりました。
エッセイとしても楽しめるし、暮らしの勉強にもなる、素敵な一冊でした。
Posted by ブクログ
いつも通り「ああ、良いなあ」としみじみ思いながら読んだ
「エンプティネスを楽しむ」が特に好きだった
自分を一番知ることができるのも、大事にできるのも自分だと思うから、見習いたいことがたくさんある