【感想・ネタバレ】星の町騒動記 ~オオカミさまあらわる~のレビュー

あらすじ

伝統ある神社の跡取り息子である星の町中学校2年のワタルは、GW明けのある出来事をきっかけに、学校でも家でもイライラする毎日を送っていた。そんなある日の放課後、所属する「文化伝承部」の活動で「星のかけら博物館」にいたところ、伝説の聖獣「オオカミさま」が見つかったとの一報が入る。ワタルにはただの汚れた犬にしか見えないその生き物は、あっという間に町じゅうの話題をさらい、大人たちを夢中にしていく。そして終には……。オオカミさま発見に大騒ぎする大人たちに愕然とし、時にゼツボウしながらも、なんとかその生き物と自分の心を守ろうとするワタル・十四歳の奮闘。

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Posted by ブクログ

タイトルと表紙で買って、読み始めると、黒曜石、星くそ村、上の社、下の社、と単語が出てくる。ふたつ山と出てくるが、はてこれはどこだろうかなどと思案する。これは、諏訪地域をネタにした話のようだ、ということで、諏訪人としては俄然興味が湧く。読み進むうちに、おんとうさい、と出てきて、間違いなく諏訪地域を舞台にした話だと確信する。
そんなわけで、物語よりもネタに注目して読んでしまった。諏訪人には無論おすすめ。テーマは、いじめや同調圧力や、我々の世代を超えてある問題を扱っている。続編を期待する。

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2023年11月13日

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