あらすじ
クスッと笑える話から、歴史の裏側まで――くらだないけど病みつきになる「ネタ」満載!知っているようで知らない、日本のあんなこと、こんなこと。身の回りの習慣から、自然、歴史、言葉、食べ物まで幅広いジャンルの雑学を選りすぐりました。・おみくじで「凶」が出たら再挑戦してよいか?・大名行列を横切ってもいい平民がいた。だれか?・なぜ、江戸時代の医者は坊主頭が多いか?・1円玉に書かれている木は、何の木か?・温泉のない都道府県はない。ホント?・なぜ畳のへりを踏んではいけないか?・東京タワーの鉄骨は、もとは戦車だったってホント?・なぜ正月に掃除をしてはいけないか?この1冊で、日本をとことん楽しめる雑学決定版!
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Posted by ブクログ
言われてみると気になることが世の中にあふれている。今回の本では、手軽に気になる日本の雑学を知ることができる。
もう終わったが、正月に行うことの1つは神社仏閣でおみくじを引く。「凶」が出たとき、新たに引くのはどうかと言うと、著者によると神様の言葉を疑うことになるので、絶対にダメと指摘している。
他の本を読んだときはそんなことは言っていなかったが、「流派」によって違うのかな。
モクモク羊の場合、「凶」が出たら逆にラッキーだと思う。その理由は、引いたときがどん底なので、後は上がるのみ。そう考えれば凶も悪くない
反対に「大吉」が出たらどう思うか。それは、今年はいい年になるなあ。でも油断しないようにしないとなあと思う。非常の自己中心的な発想だが、おみくじに左右されて人生を歩むわけにはいかないからなあ。
今年の大河ドラマは源頼朝などの鎌倉幕府を作った人物がテーマだ。源頼朝はどうして鎌倉に幕府を開いたのか。それは平家を反面教師にしていた。
平家は京都にいて、貴族化して武士を捨てたと頼朝は思っていた。そして、京都に近いのは危ないと考えた。
寒い時期になると必ず言う言葉がある。それは「冷たい」だ。その冷たいだが、意外なところから来ていた。「爪が痛い」と関係があった。古語辞典によれば、「つめたし」は「爪痛し」から来ていた。寒い日に冷たい水に手を入れると、爪が痛く感じることを体感として言い表した。
駅弁と言うと、京王百貨店新宿店で今日まで駅弁大会を開催している。駅弁を最初に売ったのはどこかと言うと、意外なところだった。宇都宮駅だ。
1872年に新橋〜横浜駅の間で開業して13年後、上野駅と宇都宮駅の間を結ぶ路線が開通した。その時、宇都宮のある旅館が、宇都宮駅で「汽車弁」を売り出した。
気になる中身は、竹の皮で包んだおにぎり2個とたくあんというシンプルなものだった。
そう言えば以前、京王百貨店の駅弁大会で復刻弁当として登場してなあ。
この他にもいろいろ興味深いことがある。身の回りにも興味深いことが転がっているのがよく分かった。