【感想・ネタバレ】森の鹿と暮らした男のレビュー

あらすじ

「不思議で、魅惑的。この本は別世界への入り口だ」 ――ジェーン・グドール(動物行動学者)

「まさに現代の寓話」――英タイムズ紙

ひとり森に入り、シカを友として生きた青年の7年間の記録。
フランスでベストセラーとなり、世界12ヵ国に翻訳権の売れた感動の体験記!

「著者ドロームはいわば「シカになって」森で暮らし、シカと意識の交流をし、読者を感嘆させるような体験を記述している。森の中から見た自然の記述は詩のように美しく、翻訳もすばらしいものだと感じた。」
<解説/高槻成紀 より>

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Posted by ブクログ

ネタバレ

引きこもり青年が森で鹿と共に生活し、最後は人間社会に戻ってくる。

著者は鹿の研究者ではなく、鹿を通じて環境問題を訴える人といった感じ。環境問題に興味ある方は好きそう。鹿のライフスタイルを淡々と描きながら、たまに森と人間との関わり、たまに森のサバイバルの仕方を教えてくれる。著者が鹿の言葉が分かるレベルになり相思相愛になっていく様子は、ファンタジーような不思議な感覚で、半ばにダレることもあったが、人間社会に著者が戻れるかどうかのオチが気になり一気読みしました。

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

フランスの森の中で7年間ノロジカたちと暮らした著者の記録。森の友人を撮った写真付き。子どものころから集団での生活になじめなかっ著者は、19歳の時に家を出て森で暮らすようになる。そこで出会ったノロジカたちとの生き方、サバイバルではなくまさに共存である。
現在も森の近くにパートナー(人間です)と暮らしながら、自然との共存を目指しているという。

以前「狼の群れと暮らした男」を読んだときには、驚いたが共感はできなかった。本書は、ひそやかな共感を感じた。その違いは、何なのだろうか。じっくり考えたい。

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2024年05月07日

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