【感想・ネタバレ】新宿花園裏交番 坂下巡査のレビュー

あらすじ

“やつはヤクザで、おまえは警官なんだ”
会うはずのなかった世界が交わる街。ヤバくて熱い夜――
元高校球児の新米巡査坂下浩介、27歳。歌舞伎町ゴールデン街に接し、「裏ジャンボ交番」とも呼ばれる花園裏交番に配属――。
ある夜、ホステスが貯め込んだ大金の盗難事件を追って、殺人に遭遇した。容疑者が死体で発見されたのだ。
さらに、高校時代に消息を絶った元野球部監督の西沖に、現場で再会。暴力団仁英会の顔となっていた恩師の言葉で、捜査は急展開した!

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Posted by ブクログ

時期的には平成の終わり頃の新宿歌舞伎町を舞台にした警察小説。
この後にコロナ禍があり、一時期は立ちんぼで有名になるなど、この辺りもすっかり様変わりしているので、読んでいて時代を感じます。
とは言っても元々危ない地域として有名なので、自分は一度だけ比較的安全であろう昼間に花園神社やゴールデン街周辺を散歩したことがあるだけですが。
微妙な距離感ながら何かと関わりが出来てしまう浩介と西沖、さらにはしのぶの関係がこのまま終わると思えないので、次作も読んでみよう。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

新宿花園神社裏の交番に勤務する20歳代後半の警官の目を通して事件を見る物語。
元高校球児で、元監督がヤクザになっていて、二人の関係が背骨となっている。
刑事の目線で描いてない良さと事件解決の主役にならない弱さが入り混じっている。

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2023年01月08日

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