あらすじ
“やつはヤクザで、おまえは警官なんだ”
会うはずのなかった世界が交わる街。ヤバくて熱い夜――
元高校球児の新米巡査坂下浩介、27歳。歌舞伎町ゴールデン街に接し、「裏ジャンボ交番」とも呼ばれる花園裏交番に配属――。
ある夜、ホステスが貯め込んだ大金の盗難事件を追って、殺人に遭遇した。容疑者が死体で発見されたのだ。
さらに、高校時代に消息を絶った元野球部監督の西沖に、現場で再会。暴力団仁英会の顔となっていた恩師の言葉で、捜査は急展開した!
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Posted by ブクログ
時期的には平成の終わり頃の新宿歌舞伎町を舞台にした警察小説。
この後にコロナ禍があり、一時期は立ちんぼで有名になるなど、この辺りもすっかり様変わりしているので、読んでいて時代を感じます。
とは言っても元々危ない地域として有名なので、自分は一度だけ比較的安全であろう昼間に花園神社やゴールデン街周辺を散歩したことがあるだけですが。
微妙な距離感ながら何かと関わりが出来てしまう浩介と西沖、さらにはしのぶの関係がこのまま終わると思えないので、次作も読んでみよう。