【感想・ネタバレ】中華王朝滅びの法則 そして習近平は!のレビュー

あらすじ

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習近平“赤い王朝”は崩壊する運命にある!?
「歴史上、王朝を滅亡に導いた皇帝たちの行状の一つひとつを丹念に見ていくうちに、大変面白いことに気がついた。
“亡国の君”たちが持つ人間性や性格上の欠陥、愚昧(ぐまい)さと狂気さ……それらのもののすべてが、習近平その人に集約されていたのだ」

暴君・愚君・狂君・蕩君・暗君・無徳・無能……中国王朝が滅ぶ法則はこれだ!

秦の始皇帝 “宦官政治”による「皇帝の落とし穴」
習近平 “イエスマン”ばかりの側近政治と化す

新の王莽(おうもう) 「儒教的社会主義」の理想実現に燃えた
習近平 “共同富裕”毛沢東主義の復活を

隋の煬帝(ようだい)「大運河開削」「大デモンストレーション」超派手好き
習近平 「一帯一路」で“千年の大計”とぶち上げる

明の崇禎帝(すうていてい) 卑怯で、狭量で、疑心暗鬼な性格
習近平 失敗はすべて部下のせい 10カ月で大臣クラス8人粛清

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Posted by ブクログ

習近平を勉強したくて。論点は違うけれど、改めて始皇帝のすごさを感じた。つまるところ、中国は始皇帝が作ったエンペラーという強い独裁システムと、有能なエンペラーの後の後継がうまくいかなくて宦官で衰退する。儒教なんかのことも学べてよかった。とはいえ、作者が習近平、嫌いすぎて、偏っている気もしたけれど。世界の運命がそんな危ない習近平おじさんに握られているというのは実に危機的だ。

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

王朝の盛衰は古来一定の法則に従うかのようだ。創業期は民を思い制度を整える。やがて繁栄が極みに達すれば腐敗と専横が忍び寄る。民心は離れ外敵や内乱がとどめを刺す。歴代中華王朝の滅亡はこの繰り返しである。いま中国の指導者・習近平も「皇帝」と呼ばれるほど権力を集中させている。だが情報統制や強権の影はかえって体制の脆さを映す鏡かもしれない。歴史は繰り返すのかそれとも彼は輪を断ち切れるのか。答えは未来に委ねられている。嘘の上塗りはまもなく剥がれるかもしれない。

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2025年10月01日

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