あらすじ
結婚・出産しても、母が住む実家とスープの冷めない距離で生活をしていた著者ありま。夫の転勤で初めて母と離れて暮らし、改めて母との忘れられない思い出がよみがえる。47歳でバイク免許、49歳でフルマラソン挑戦、60歳を過ぎて和裁や三味線を習う母は、いつも自分の人生を生きている。時に爆笑してしまう母のとんでもない「行動力」から、今も自分の芯となる母の「言葉」にまつわるエピソードをコミックエッセイにまとめました。「いくつになっても好きなことを始められる」「こんな風に年を重ねたい」と読めば元気が湧いてくる!人気刺しゅう作家が描く初めてのコミックエッセイ集です。
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Posted by ブクログ
お母さんの前向きに救われる。
前回読んだのも母本(笑)でしたが、そういう近い世代の方々のポジティブなお話はとても力になります。
ありまさんの本の置き場が悩ましい。刺繍本から入りました(刺繍には興味なかったのに絵が可愛くて)。このベースがあってこそあの本もできたのですね。
Posted by ブクログ
大変な時でも楽しめることを見つけて全力で楽しむ。他の人も全力で応援する。自分が苦しい時でもその後のことを冷静に考えてポジティブ変換する。こういう人になりたいな。
Posted by ブクログ
たくさん趣味があっても、コツコツは風船のイメージ、割れた時にレベルアップしたと思えるという発想、風船がうまく膨らまなくても別の趣味をしたり(=別の風船を膨らませてみる)距離を置くことが大事、いつもいろいろな風船を膨らませているとお母様が話していたシーンがいちばん印象的だった。
自分も多趣味だがやりきれないと嫌悪感に陥っていることも多かった。けどこのお母様の発想はとても参考になった。
Posted by ブクログ
私は今、妊活のためパートに仕事が変わり、1年間暮らしている。ふと、空いた時間が何ものにかならないといけない時間に感じてモヤモヤが大きくなっていることに気付いて、書店で見つけた本がこの本。
何者でもない私で今できることをやっちゃおうとする作者の母の姿に励まされた。やってみたいこと、好きなことは何か、分かっているようで実際にはしてないことも多い。壁が前にあるというより、風船が膨らんでその先で破裂してレベルアップという考え方も素敵だった。やってみよう。好きか分からないけれど、気になること、面白そうと思ったことを。時間があることを焦らず、人と違う生き方を慌てず。
Posted by ブクログ
お母さんの前向きさ、何でも楽しむ姿勢、素敵だなあ。歳を重ねるごとに、自分はもうできないなあと思ったり、周りの物事に対する興味関心が薄くなってる気がする…
頭固い、視野が狭い、頑固者にはなりたくない〜
お母さんみたく、いくつになっても好奇心をもって、新しいことに挑戦していくぞー!
Posted by ブクログ
ほっこりエピソードとともに、心に沁み入るようなお母さまの信念が伝わってくるエッセイ漫画。
好きなものを持っておく
そして少しずつその風船を、膨らませる
なんでもやればいいじゃん
人のことはめいいっぱい応援する
人に謝罪と感謝をもとめてはなりません
人のために何かする、ではなくて全て自分のためにする
Posted by ブクログ
ありまさんのお母さんに教えられることばかりである。
すぐに行動できるということは何ものにも変えがたいほどの強さだと思う。
何でも挑戦するという逞しさがあるというのは、好きなものをちゃんと持っていて自分の人生をとことん楽しんでいるということ。
言葉ひとつひとつも深い。
「もう若くない」とか「年甲斐もなく」など年齢を理由になにかを諦めることはない。
そう、「やっちゃダメなことなんてない」。
なんて素敵な母娘なんだろうか。
比べてみると私は特に趣味らしいものもなく、何にも残らない、何かを始めようとすら考えてなかった。
娘と楽しむことも喜ぶことも少ないと感じた。
つまらない毎日よりも明日もきっと楽しいだろうと言える毎日を過ごそうと思った。