【感想・ネタバレ】可愛がらせて、京子さん 1巻のレビュー

小岩井ゆば

「24歳の時の私は、最高にキラキラしていて、最高に愚かだった――」既婚男に騙され、知らぬ間に不倫の沼にはまっていた京子。慰謝料を払いながら「禊」という名の禁欲生活を終え、10年ぶりに自分の幸せを探し再スタート! しかし寄ってきたのはまたしてもクズな既婚男…! 「もう新しい恋なんて無理かも…」と落ち込んでいたら、行きつけのカフェ店員・歩夢から「じゃあ俺としましょう」と提案されて…? ブランク10年のミドサー女×癒し系ワケあり年下男子――傷を抱える2人の恋と幸せはどこにある!?

[yori · ★★★★☆]

奥さんには気の毒だけど、ヒロインも騙されていたのだから、逆にこの男から慰謝料請求できるのでは？
にしても慰謝料はともかく、10年もこの生活はすごいな。まさしく禊だ。美容師さんの反応がうれしかったな。同僚の人たちも。
そしてまた現れた最低クズ男。はらわたが煮えくり返るよう。
ヒロインがすごく良いなと思います。特に、ホテルで歩夢くんにハッキリと拒否するところ。言いようが慣れてないなりに誠実さを感じるし、流されず自分の気持ちを貫いていて良かった。
この作家さんの作品は内容に重みがあって読み応えがありますよね。

＃共感する

[こま · ★★★☆☆]

テンポよく

読めるのですが、主題がよくわからない。恋愛だし、お仕事マンガなんだろうけど。ヒロインが10年修行のような生活をしていたのも、そこからのキャラ変も共感しにくい。ヒゲのおじさんもモラハラだかセクハラだかパワハラだか、悪役要素てんこ盛りで、とりあえず感じわるいだけの人だし。そして9歳年下はないだろ〜。身体以外のよさがわからない。