【感想・ネタバレ】終末、君と 下のレビュー

あらすじ

「修ちゃんがごはん食べてくれるだけで、よかったんだ」
「この口は、元々智也を食べるためにある」

==
去年の冬から、幼なじみの智也と修平はルームシェアをしている。
「ただの幼なじみ」「ただの友達」「ただの約束」……のはずだった。
気持ちが抑えられず、修平にキスしてしまった智也。
気まずい気持ちで家に帰ると……!?

終わりに向かっていく世界で、ふたりは今日も食卓を囲む。
約束に囚われる、グルメBL!

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匿名

ネタバレ 購入済み

こんなに好きな作品初めてです

「食べることで生きる」という根源的なテーマに、「食べたいほど(食べられたいと思うほど)に愛している」という、極限の愛情が重なる物語でした。

登場人物たちの言葉が洗練されていて、無駄がなく、それでいて親しみやすい温かさがありました。
作者様は読書家なのでしょうか。
「間」の取り方が秀逸なうえ、余白の中に込められた2人の感情が繊細に描かれた表情から伝わってきて、映画を観ている気分になります。

物語の中で2人が選んだ結末は、私には最愛の選択だったのだと感じられました。
何度も読み返して浸りたくなるそんな一作です。大好きです!

#切ない #感動する #深い

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2025年07月27日

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