あらすじ
貞操逆転世界――男女比1:20で女性の方が性欲が強く、貴重な男性たちは護衛官に守られ順風満帆な生活を送る夢の世界。
ハーレム間違いなしの世界に市瀬郁人が転生して15年経つが、なぜかモテない。まわりの護衛官たちはイケメンばかりだし、その中でも親友の遠坂留衣が特にハイスペックなのが原因だと嘆く郁人だけど……実は護衛官は男装した美少女たちなのだ!
全く気付かない郁人は無防備に距離感近すぎ、どの女子にもワンチャン感じさせまくり。無自覚ハーレムを形成していく中、女の子として見られたい留衣から全てをさらけ出され――!?
俺の需要が半端ない、常にモテ期のハーレムラブコメ開幕!
感情タグBEST3
矛盾した世界??
話の展開とかキャラクターに関して言えば良かっと評価します。
しかし、しか~し、私が読み間違っていなければ大きな矛盾を抱えている。
男女比が1:20ということはどういうことか・・・
子供が21人生まれた場合、1人は男の子で、他20人は女の子という。
この点から、1夫1妻制であるなら、1組の家庭で最低でも21人の子供を産まないと、世界が成り立たないことを意味する。
ここで、人口1億人を想像してほしい。
男女比が1:20なら、約500万人が男性で、残り9,500万人が女性ということになる。
この500万人の男性が1人の女性と結婚すると、残り9,000万人の女性は相手がいないため、結婚できないことを意味する
この500万組の家族が21人の子供を産まないと、世界が成り立たない。
では、1夫多妻制かというと、その可能性は低い。まず、男性が女性に対し苦手意識を持っており、そんな男性がたくさんの女性と子供作るとは考えられない。風俗的な仕事で、たくさんの女性と子供を作ることも想定したが、これも前提として可能性が低い。
一番可能性が高いのは、女性が男性の役割を果たすパターン(笑)
これなら、ありそうだけど、今のところそれは文章から読み取れない。
この矛盾をいかに説明してくれるのか、次巻も購入予定ですww
匿名
折角の世界観が活かされていない
「無自覚モテ男の『実は女の子』モノ」ですが
状況設定として、その世界観を背景とした関係や主人公楽勝モテではあるものの
主人公とヒロインの心理や行動原理が普通のラブコメと大差なく
貞操観逆転世界の設定が充分活かされていないと感じます。
また「主人公が相手の性別を勘違いしていることに気づかない」状況や
その勘違いが解消した後も「相手の恋愛的好意に気づかない」状況にもあまりに無理があり
もし気づいている上であの行動なら、馬鹿と言うより外道で、そいつを「優しい男」と評価するヒロインも頭がおかしい。
すれ違いではなく、ヒロインの行為行動に対して明確に好意を感じていながら
そこに穴を開けたように「恋愛感情を向けられている」ことだけ徹底的に見出さない。
気付かない焦ったさではなく、主人公の脳や精神構造に異常性を感じるレベルのため
気持ち悪さが拭い切れません。