あらすじ
歌を作ること、歌が発信されることについて、わかりやすく解説。結社や新聞歌壇にこだわらない歌人たちにもそのありようを伝え、各時代の歴史空間の中で存在してきた短歌のありようを示す。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
SNSでバズった岡本真帆さんの歌から始まり、教科書に載っている歌、新聞歌壇、歌会、結社、歌集の出版方法など、短歌をやっている者の疑問を全て網羅するような内容です。
新聞・雑誌の中の短歌は、黒瀬珂瀾さん。
家でも読売新聞をとっているので親近感がわきました。
名前をよく歌壇やSNSでお見かけする方(私もフォローさせていただいている方も)の歌が載っています。
朝日歌壇の梨子ちゃんとわこちゃんの歌はちょうど歌集『ソナタを弾こう』を読んだばかりでそんな二人のブームがあったんだと知りました。
<「わこちゃんが中学生かあ」あちこちでおばさんたちが微笑んだ朝>(田村文)
結社や歌会の項目は興味深く読みましたが、私は結社に入るほど歌、上手くないし、歌会はこないだ穂村弘さんの講座に出たとき誘われたけど断ってしまいました。
歴史の中の短歌は飛ばし読みしてしまいました。