【感想・ネタバレ】グリーングリーングリーンズ 3のレビュー

寺坂研人

“絶対に負けられない”そう強く思う撫子にはプロゴルファーを目指す切実な理由があった――。珀との真剣勝負で覚悟を決めた撫子は、アメリカ行きをかけた大会のキャディに珀を誘う。撫子の“全て”を賭けたゴルフを間近で見届け、珀は――!!

[山田 · ★★★★★]

最高の漫画だったが…

何度も言うが2024年で最高の作品だった。この作品があまりに面白かったがために、ジャンプは日が変わった瞬間に電子で読むようになったし、毎週1話ずつ追っていくのが、キャラクターたちと一緒に前に進んでいる感じがして好きだった。

人生で初めて紙のコミックスを2冊ずつ買って布教をして、電子でも読むということをしたのがこの作品です。

最高の作品なのは間違いありません。残念なことといえば、終わるのが早かったことくらいか。ジャンプは日々いろんなヒット作を飛ばしていますが、カグラバチよりも、魔男のイチよりも私はグリーングリーングリーンズが面白いと思いました。

今後も考えは変わらないと思います。またいつかどこかで続きが読めるといいな。きっと難しいけど、それでも続きを熱望せずにはいられない作品でした。

ありがとう。

今度のGIGAの寺坂先生の新作読切も楽しませていただきます。

＃感動する ＃深い ＃カッコいい

[ブクログ · ★★★★☆]

回を重ねるごとにどんどん面白くなっていった。主人公の等身大っぷりや、何よりヒロインのゴルフにかける想いや真っ直ぐさにすごくグッときて、主人公もそれを受けてどんどん変わっていくのがよかった。ボーイミーツ青春物語としてもっともっと続いてほしかったなあ！！！次回作も期待。

[ブクログ · ★★★★☆]

正直に言うと3巻は残念だった。ここで終わらねばならない事情に合わせて、慌てて展開されたストーリーなのだろう。新しいキャラクターの活躍もそこそこに、文章で省略されるエピソードも多々ある。だけど、それでも、この漫画のメッセージは強固なものだ。紙幅は限られ、勝利までは描けない。でも努力を遠ざけた人生を顧みて「ここから始める物語」に改変させることはできる。この着地、なんと説得力のあることか。そう、まだ始まったばかりなのだ。
この話は最初から、新しくはじめることに意義を見出すものだった。歪なようでいて芯の通った、素晴らしい漫画だったと思う。ゴルフ、ちょっと興味でたよ。