あらすじ
X(旧Twitter)総インプレッション数1億以上!
多くの共感と反響を呼んだ、現役教師・夏目にーにとその生徒たちの問答が書籍化。
「やりたいことがない」
「自己PRが苦手」
「好きなことで食べていけるか不安」
「物事が長く続かない」……
日常のなかでの悩み、将来への不安など生徒たちからの問いに、
夏目にーに自身の経験や過去の生徒に共通することを照らし合わせズバッと回答。
今を生きるすべての人が前向きに進むためのヒントとなる1冊に。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
twitterで作者のツイートを見て購入した。
普段あまり自己啓発本は読まないが、これは面白いと思った。
作者や生徒の現実的な事例が、理論的かつわかりやすく、漫画で紹介されている。
作者の教師としての経験、また自身が絵を描き続けてきた長年の経験によって裏付けされていることがよくわかり、説得力がある。
仕事をしながら隙間時間で趣味を極めていきたい大人にも、子供の教育に携わる人にもおすすめの一冊。
Posted by ブクログ
読みやすい。
子供でもわかりやすいし
大人でも共感しながら読めると思う。
ストーリーは美術部の部員の悩みに答える著者(教員)がメインだが、美術に関心が無くても読みやすいと思った。
Posted by ブクログ
リアリティ溢れるド直球のアドバイスばかり。普通の会社だとこんな青臭いことを真面目に考える機会などあんまりないけども、生徒さんの人生に大きな影響を与える学校だからこそ成り立つ世界。学校での良いレッスンをおすそ分けしてもらった気分になった。
読書感想
最初にこんなことが描かれている。
絵と真摯に向き合っていれば、描くのが楽しくなくなったり、ツラくなってしまうのは、あたり前だと。
心臓を「ズキューン!!!」と撃ち抜かれた。
なにも考えずに描いているうちは楽しい。しかし本当に向上したいと願うなら、
「この絵は人からどう評価されるだろう?」
「絵は上達しているだろうか?」とか考えてしまう。それは当然苦しい。そんなことを考えていながら、
「最高に楽しい!」って気持ちにはなれない。それがあたり前だと作者は言っているのだ。
解決策はとにかく、
「描きながら考えるしかない」と答える。
「描かずに考える」では決してないところがミソ。
一読者であるぼくは、十年くらい油絵を描いていた。しかしこの苦しみに耐えきれず、三年前に突然描かなくなってしまう。
そのときは解放された気分だったが、少しして描きたい気持ちが湧き出てきた。しかしずっと絵の創作をためらっていた。
単純に怖いからだった。
そのときこの本の存在をしった。すぐに購入して二日で読了してしまった。
結果わかったことは、この本は、ほとんどの絵描きのバイブルになるということだった。
一部の天才ならこれを必要としないかもしれない。しかしそうでない人なら、これは絶対に、一見の価値ありです!
作者は絵描きであり、高校の美術教師であり、漫画家である。
彼の豊富な経験のつまったこの本を、少しでも早く読んでほしい。
それが、一読者の願いです。