あらすじ
ぼくのうちは和菓子屋さん。笹の葉を使ったお菓子が自慢なんだ。そこへある日、かわいいパンダがやってきた! パンダが和菓子を作ると、町でたちまち評判に。ついには町長がこう宣言した。「この町に、パンダがくるなんて、すばらしい! 『パンダまつり』をひらきます!」……パンダに夢中になる町の大騒ぎをユーモラスに描きました。オールカラーの楽しい挿絵が全見開きに入り、読み物に親しみ始めた低学年にぴったりです。
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Posted by ブクログ
パンダが食べる笹が最初無くなってしまったのは悲しかったけど、みんなパンダが大好きだったことで最後には食べ物に困らなくなって一緒に暮らし続けることができて良かったです。(子供におすすめされて読みました)
Posted by ブクログ
お母さんが出てこない童話。めずらしい。家庭の事情等で、やさしいお母さんが出てくる話を読みたくない子向けに覚えておきたい1冊。
和菓子屋のお父さんはじめ、いい大人たちがパンダにメロメロになる様子がおかしくて楽しい。パンダの妙に奥ゆかしいところもかわいいし、主人公がパンダを拾ってしまったことを言い出せなくてもじもじするシーンはものすごく親近感がわく。こういうお話で珍しく、よそからやってきたパンダがしっかり居着く話。シリーズ化するんでしょうか。
町長さんがスーツとかじゃなく、マウンテンバイク乗りみたいなのも、めちゃくちゃリアリティがあり、社会を観察して誠実に作品に落とし込まれる作家さんなんだなぁと思いました。
Posted by ブクログ
ぼくの父さんは和菓子屋さん。そしてすべてのわがしは笹の葉につつまれている。ぼくはいつも手伝いで笹の葉を取りに行く。そしたら、あるひパンダをみつけた。この山の笹が甘いんだって。そしておうちに連れて帰ったんだ。
表紙がかわいいなぁとおもって読んでみました。内容もパンダ大好きならかわいい!って読めちゃう本です。
総ルビ、すべてのページにカラー挿絵あり。
Posted by ブクログ
和菓子屋の裏山にパンダがやってきて、町をあげての大騒動になっていく話。でも、みんな、パンダを見ると「かわいい!」と大興奮の大歓迎で、めでたし、めでたし、となる話。