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Posted by ブクログ
仔シャチのセブンと
それらの海洋生物
クジラや他の海の生物とセブンの交流や
その生物の研究や捕鯨?に関与する人間の
背景、環境、育ち、組織、もろもろに及ぶ物語です。
作者は
皓とありますけど女性です。
捕鯨というと食べることが目的なだけでなく
知能指数が高いという研究結果から
軍事に利用するのに捕鯨にあう海獣もいたりして。
シャチのカイ(時期にセブン)が捕鯨に遭うところから始まります。
このコらは、どこに向かうの?
水族館?研究所?
ロシア?何なの、どこに行くのさぁ的なとこから
もう気持ち持ってかれるんですよ。
捕鯨する人も
こどもの頃シャチの生態オタクだった過去をもつ
外国のオジサンで。
訳あって利他理由で大金が必要で
お金になる捕鯨に転職してきた人の
心の葛藤あたりから始まります。
生物が軍事訓練されて
解放されるまでの人間とのコミニケーションから解く命の絆の話と思いました。
ロシアの
バルデミールがモチーフだったんだろうか。
軍用の海洋生物がいるということを知らなかったので
コーリングユーで知ったようなもんでした。
けしてベジタリアンではないですし
動物愛護団体から問題となってる
クジラなどは
高すぎて
死ぬまで食べることなさそうだな思うけど
トリニクやブタニクにお魚は食べるので
海獣に限らず
せめて命を頂くという意味でも
いただきますと
感謝しながら食べるのが
正解なんだなと思いはしました。
でもモヤモヤはします。
人間如きが何やってるのだろうと。
Posted by ブクログ
仔シャチのセブンはイーサンとノアと2ヶ月の訓練を経て、深い信頼と絆を胸に、大きなミッションへ挑む。シャチ視点のシーンもあるのが面白いところ。
小説すばる新人賞受賞ということで、これからの活躍にも期待です。